東京オリンピック競技の「スケートボード」ってスポーツなの?

コラム
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昨年、東京オリンピックで正式競技として採用され、話題となったスケートボード。

僕らの大好きなスケートが世界的なスポーツの祭典の競技の1つとなった事で、日本国内での認知度も一気にあがりました。

またInstagramやTikTokなどの影響力もあり、今年からスケートを始める人も急増し、今までにない盛り上がりを見せています。

 

これまでどこかアングラなイメージがあったスケートボード。

そのイメージが払拭され、メジャースポーツの仲間入りへ!

 

・・・って、あれ?

そういえばスケートボードって「スポーツ」なんだっけ?

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スケボーを単純な評価基準で測る事は難しい

 

スケートボードがスポーツかどうかというのには、様々な意見があると思います。

ストリートの遊びが起源であり、カルチャーでありまたアートであったり、スケートボードがなんたるかは人によって捉え方が違ってくるからです。

 

僕の意見では・・・

やっぱりスポーツとはちょっと違うかなって思います。

 

スポーツってスピードだったり得点だったりを競うものですよね。

 

スケートボードは単純にトリックの難易度だけが見どころではなく、
・スポットやセクションでのトリックのチョイス
・スタイル
・ファッション etc.
といろいろあるわけです。

 

例えば、めちゃめちゃテクニカルなトリックを持ってるのにファッションセンスが壊滅的だったら、あまり憧れられませんよね!?

 

逆にそこまで難易度の高いトリックはもってないけど、

「このスポットでそのトリックやっちゃう!?」

「動きが超スタイリッシュ!!」

とか、自分もこんな風に滑れるようになりたい!って思えるようなスケーターは、リスペクトされます。

 

しかし、それを単純な評価基準で測る事は難しいです。

スケボーの本質は”遊び”の中にある

 

オリンピックのスケートボードも、競技である以上スポーツとして得点で競うのは言うまでもありません。

 

もちろん、それは普通のスケートのコンテストでもある程度一緒なんです。

 

でもやはりスケートの本質は”遊び”の中にあって、あまり競技性が高くなってしまうとどうしても難易度の高いトリックばかりが注目されてしまい、スケートの持っている面白さやクリエイティブな部分が薄れてしまう気がしてしまうのです。
(あくまで僕の考えです!)

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オリンピック後の”スポーツではないスケボー”も是非見てほしい

 

っとここまで書いたところを読むと、まるでオリンピック反対派と思われてしまいそうですが・・・

そんなことはありません!

オリンピックでスケートが観られるのを、めちゃくちゃ楽しみにしています。

 

やはり憧れのライダーの世界レベルのライディングをリアルタイムで観られるのは純粋にワクワクしますし、日本の選手陣も応援したいですからね!

だから僕は、オリンピックのスケートボードはスポーツとして楽しもうと思います!

 

でも本当のスケートの魅力の全ては、競技の中だけでは絶対伝わらないと思います。

だからオリンピックのスケートボードを観てもし興味を持ってくれた人には、競技ではない(スポーツではない)スケートも是非観て欲しいです。

 

スケートがスポーツと違うのは、「より自由でクリエイティブ」なところ。

カルチャーでありアートなんて呼ばれる理由が、きっと理解できると思います。

 

そしたらきっと、スケートボードが大好きになっちゃうはずである!

あ~スケートしてぇー!!

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