オーリー/OLLIE(超入門編)-滑りながらオーリーをメイク!

HowTo-フラット
この記事は約11分で読めます。

オーリーとは、手を使わずにデッキのテール部分を弾くことで垂直方向にボードを浮かせるトリックのことです。

 

このトリックができると、スケーティングの幅がかなり広がります。

 

またシンプルなトリックゆえにスケーターそれぞれのスタイルが色濃く表れます。

 

オシャレなスポットを見つけて、スタイリッシュなオーリーをメイクすればインスタ映えすることはもちろん、スケートボードならではの爽快感を味わえること間違え無し。

 

しかし、スケーターが一番苦戦するところでもあります。

その為、しっかりオーリーをマスターする為に”レベル分けをして段階的に”解説していきます。

 

まずは、初めてオーリーにチャレンジする人向けです。

 

こちらの記事では

・滑りながらオーリーを飛べるようになるまで

を解説していきます。

頑張って習得しましょう。

 

[やりすぎ完全解説]

 

TRICK VIDEO

 

スケーターレベル ★

 

  • 応用度 3
  • 憧れ度 2
  • パンチ度 2
  • 映え度 2
  • 爽快感 2

 

 

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オーリーの解説

 

スケートボードを手にした君に立ちはだかる最初にして最大の関門、それが”オーリー”である。

 

人間の足とボードがあたかも一体となっているかのように浮き上がる様は、まるで物理法則を無視しているかのごとく、初めてそれを目にした者に感動と衝撃を与える-

 

というと大げさかもしれないが、スケートボードをやっているのであれば誰もが憧れるトリックであることは言うまでもないでしょう。

オーリーは、その後に習得する数多くのトリックのベースとなるため是非身に付けたい基本のトリックです。

習得しておきたいトリック・スキル

プッシュターンブレーキング段差乗り降りチクタクエンドウォークエンドオーバー

 

オーリーの歴史

 

1978年にアラン・ゲルファンドがランプセクションで手を使わずにデッキを浮かせた「ノーハンドエアリアル」というトリックが原型となっており、アランゲルファンドのニックネームにちなんでOllie(オーリー)と名付けられた。

 

その後、ロドニー・ミューレンがこのオーリーをフラットに落とし込み、現在のオーリーの形が確立された。

現在にいたるまでにオーリーから発展したトリックは数多く、ストリートトリックの原点とも言うべきオーリーを世に知らしめたロドニーミューレンは

「スケートボードの発展に最も大きな影響を与えた」

カリスマとしてスケートボードの歴史に名を刻むレジェンドの一人である。

 

オーリーの原理

 

オーリーは、自分自身がジャンプすると同時にデッキのテール部分を素早く強く弾くことで、垂直方向に跳ね上がる力を生み出します。

 

この時、跳ね上がったデッキをノーズ足で前方に擦り上げるようにコントロールすることで、地面に対してデッキを平行に浮かせることができます。

 

How To オーリー

スタンス

 

ノーズ側の足(前側)は、前のトラックを止めているビスの手前あたり。

テール側(後ろ側)の足は、デッキのテール部分の先端付近に置きます。

 

オーリーでは、ノーズ側の足の小指の付け根付近を使ってデッキを擦り上げる動作を行い、またテール側の足は、親指の付け根の膨らんだ部分(母指球)を使ってデッキを弾く動作を行います。

そのため、ノーズ側の足の小指の付け根とテール側の足の母指球の両方がデッキの中央のライン上にくるようにスタンスをとります。

 

 

上体の向き

 

肩とデッキは平行になるようにします。

 

上体が前方向に開いているとオーリーをした時にデッキが左右にブレてしまいキレイなオーリーにならないので注意しましょう。

 

 

オーリーの動作

 

1.オーリーの基本スタンスをとる

 

2.膝を曲げ、腰を落として飛び上がるための姿勢を作る。

足元を見すぎると前かがみになりバランスを崩しやすくなります。

しゃがんだ時に重心の位置が大きくズレないように注意しましょう。

 

3.自分自身の体が高くジャンプできるように上体から伸びあがる。

飛び上がった時の腰の位置がオーリーの高さの限界点となります。

そのため腰の位置をどれだけ高く浮かせることができるかで、オーリーの高さの限界点が決まります。

 

4.体が伸びあがりきる瞬間にテールをすばやく鋭く弾きながら、自分自身も高くジャンプする。

 

5.立ち上がってきたデッキをノーズ足で地面と平行になるように軽く引っ張るように擦る

この時、足首を寝かせ小指の付け根付近を使いデッキ中央のライン上を沿わせるように擦る

 

6.デッキを平行に整えると同時に、寝かせていた足首を戻し浮き上がってきたデッキを足裏で受け止め、着地の姿勢を作る。

 

7.地面に着くまでの間にデッキと足が離れないよう膝を伸ばしながら軽くデッキを抑え込み、4輪で着地する。

 

8.膝のクッションを使い着地の衝撃を受け止める

 

How to 3~6の動作は時間にするとせいぜい0.5秒くらいのもの。

頭で理解していても初めのうちは体がついてこないので飛べないのはあたりまえ!

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トレーニング法

 

初めてのオーリーチャレンジでは、3つのステップのトレーニングをこなし、

「滑りながらオーリーが飛べる!」

ようになりましょう!

STEP1.つかまり立ちオーリー

 

初めてオーリーの練習を始める場合、まずはフェンスや塀など掴まれれるものがある場所で止まってのオーリーから練習をスタートしましょう。

 

ここでの目標は、ジャンプしながらテールを弾く動作と、4輪同時の着地を覚えることです。

 

まずは高く飛ぶことは意識せず、オーリーの動作の確認ができればファーストステップはクリアです。

STEP2.止まった状態でのオーリー

 

いきなり進みながらオーリーをするのは少し怖いと思うので、まずは止まった状態でオーリーをしてみましょう。

 

ここでの目標は、重心を崩さずデッキ上でバランスを保ちながらオーリーの動作ができるようになることと、テールを強く弾いてデッキを浮かせられることです。

 

テールヒットが安定してできるようになったら次のSTEP.3に進んでしまって大丈夫です。

STEP.3進みながらオーリー

 

恐怖を感じない程度にプッシュで加速をつけながらオーリーをしましょう。

いきなり高さのある障害物をオーリーで飛び越えるのは難しいし怖いと思います。

 

まずは、駐車場などの白いラインや地面の模様など、引っかかってつまずく恐れのないものを飛び越えるようにするとよいでしょう。

コツ・ポイント

オーリーで飛び上がってから着地までは、0.5秒くらいです。

 

考えるよりも感じろ「Don’t Think,Feel!」

反復練習で動作を体に染み込ませる事が大切です。

オーリーの高さを決めるのは空中での腰の位置の高さです。

 

しっかりとデッキを弾くことができても、それ以上に自分の体が高く飛び上がっていなければオーリーを高く飛ぶことは絶対にできません。

オーリーで高さを出すことができずに悩んでる方は自分自身の体がちゃんと飛べていないからかもしれません。

ここでオススメしたいのは自分のオーリーを動画で撮影してみることです。

 

じっくりと動画を見て自分の腰の位置が十分に上がっているか客観的にチェックしてみましょう!

「己が下手さを知りて一歩目(安西先生)」

走りながらのオーリーを始めたら止まって練習をしないこと!

 

止まった状態でのオーリー練習はあくまで一連の動作を確認するためのものです。

 

たしかに進んでのオーリーは怖いですし難しいので、上手くいかないと止まった状態のオーリーに戻りたくなるかもしれません。

しかし、止まった状態と進みながらのオーリーは、テールヒットの感覚やノーズ足のコントロールが微妙に異なります。

 

進みながらのオーリーが上手くいかないからといって止まった状態でのオーリーに後退してしまうと、余計にドツボにはまってしまいなかなか前に進めなくなってしまう危険があります。

良いオーリーは良いテールヒットから!!

 

テールヒットとは、テール側の足でテールを弾く行為です。

 

ノーズ足で擦り上げることばかりに集中し過ぎて、テール足への意識がおろそかになっている初心者の方を見かけることも少なくありません。

 

デッキを擦る動作はもちろん大切ですが、その大前提としてテールを強く鋭く弾く動作がオーリーをするうえでは最も重要なポイントだと言えます。

 

次のアドバイスを参考に”良いテールヒット”を身につけましょう!

テールは”踏む”じゃなく”弾く”もの!

 

テールヒットは、しゃがんでため込んだエネルギーを、腰から太もも、ひざ、すね、足首、そして足先へと伝達し親指の母指球の一点に集中させテールを打ち抜くイメージで行います。

 

テールヒットは、あくまで”弾く”であって”踏む”のではありません。

テール側の足首をムチのように使って素早く鋭くテールを打ち抜く感覚を身に着けましょう。

その”力”をムダにしないで!

 

テールヒットの瞬間に着目した時、足、テール、地面の3つが同時に接してはいけません。

 

テールヒットは、「足でテール越しに地面を蹴る」のではなく、「足でテールを蹴って地面に叩きつける」のが正しい動作になります。

【 BAD 】 足でテール越しに地面を蹴る

・叩いたテール足が反発を吸収してしまうため、デッキが垂直方向へ跳ね上がろうとするエネルギーを殺してしまう

・テールとテール側のウィールが地面に接地することになり、デッキの立ち上がり角度が浅くなってしまうため、ノーズ足の擦り上げの力が伝わりにくい

【 GOOD 】 足でテールを蹴って地面に叩きつける

・テールが地面に触れる瞬間に足が離れているため、デッキが地面に叩きつけられて跳ね上がろうとするエネルギーを邪魔しない

・テールヒットの直後にテールが地面から浮き上がり、なおかつデッキが垂直に近い角度で立ち上がろうとするため、ノーズ足の擦り上げの力が伝わりやすい

正しいテールヒットの感覚を確認してみよう!

テールヒットにつまずいたら、次の動作で正しいテールヒットができているか確認してみましょう。

 

動作としては、デッキから降りて手に取る時にスケーターがよくやる”テールを弾いて立ち上がってきたデッキをキャッチ”する動きです。

 

これを、「足でテールを蹴って地面に叩きつける」を意識してやってみましょう。

 

1.デッキから降りた状態でテール足をデッキのテール側の端に置く
2.「足でテールを蹴って地面に叩きつける」を意識してテールの中心を弾く
3.弾いたテールが地面から浮き上がり、垂直方向に立ち上がる
4.浮き上がったデッキのノーズを手でキャッチする

 

この動作が正しくできていれば、デッキが左右にブレることなく(フリップ回転が入ることなく)、テールと地面が離れた状態のデッキをキャッチすることができるはず。

 

あとは自分がデッキに乗った状態でこの正しいテールヒットができれば、しっかりとした高さのあるオーリーを飛ぶことができるはずなので是非チャレンジしてみてください!

応援メッセージ

 

プッシュやチクタクを習得したら、次にオーリーを練習するというのはもちろん悪くないことですが、オーリーはスケートボード初心者にとって最初で”最大の関門”ともいうべき難解なトリックなので決して簡単ではありません。

 

オーリーに挑戦して挫折しスケートボードを諦めてしまう方も少なくないでしょう。

 

オーリーを習得するには筋力と体幹が必要になります。

何より人類はスケートボードに乗るための体で生まれてきたわけではないのです。

 

このスケートボードという「難解で非生産的で、なおかつ我々を魅了してやまないストリートカルチャーの権化」とも言うべき物体に時間をかけて向き合い自らの体の一部とする必要があるのです。

 

要するに、それだけオーリー習得には多大な時間とトレーニングが必要になるということです。

 

しかし、オーリーだけをひたすら練習し続けるのはあまりに過酷で息が詰まってしまいます。

同時進行でオーリーを使わないトリックも織り交ぜながら練習するとよいでしょう。

 

スケートボードの魅力はオーリーで高く飛ぶことだけではないし、あえてオーリーを使わないトリックのほうがスタイリッシュに魅せられることだってあります。

 

オーリー以外のトリックを練習することは遠回りのように思えますが、実はオーリー習得への近道だったりもします。

 

なによりスケートボードはストリートで生まれた”あそび”なのだから楽しむという本質を忘れずに、トリックも習得していけるとよいと思います。

 

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