スケーターにとって最大の敵
それは“怪我”だと言っても過言ではないでしょう!
日常では使わないような筋肉をフル稼動し、時には激しく地面に叩きつけられ、
時には、デッキが股に刺さって三途の川を渡りかけたり…
などなど、
常に危険と隣合わせなエクストリームスポーツ、それがスケートボード!
なかでも“ぐりっちょ”はスケーターにとって最も身近な怪我です。
僕的には、転んだりぶつけたりして出来た外傷ももちろん痛くて嫌なんですが、何よりぐりっちょがホントマジで嫌いです!
何でかって?
そりゃー1度ぐりっちょしたら、しばらく滑れませんからね!
悔しくてたまりませんよホント!
もし、ぐりっちょが分からない方がいましたら他の記事で詳しく解説していますのでこちらを参照下さい!
そんな憎くてたまらん”ぐりっちょ”を防ぐのに効果的なのは、準備運動です。
今回は、実際に僕がスケボーに取り入れている「縄跳びを使ったウォーミングアップ」をご紹介します。
スケボーを始めたばかりのお子様も楽しんでできるので、是非参考にして下さい!
縄跳びの有効性
誰もが小さい頃にやった”縄跳び”ですが、オトナになってからはめっきりやらなくなってしまいますよね?
真冬でもピッチピチの短パン履いて、駆け足飛びで近所の駄菓子屋までビッグカツを買いに行っていたあの頃…
いつからあの頃の純粋な心を忘れてしまったんだろう・・・笑
実は”縄跳び”って、子供から大人まで効果的なトレーニングなんです!
基本的には下半身の筋肉を使う縄跳びですが、飛び方・回数・時間などを変えることでスケート前のウォームアップから基礎体力アップ、そして筋力アップを目指すことができます!
まさに、縄跳びは「スケボー向きのトレーニング」と言えるでしょう!
Let’s縄跳びウォーミングアップ
やることは至ってシンプル!
前飛びもしくは後ろ飛びを数分間飛ぶだけ
前述の通り縄跳びは全身運動なので、全身の筋肉を効率よく暖めることができます。
また、前飛び程度であれば足首に負担をかけずに解せるので、ぐりっちょのリスク軽減にも役立ちます。
僕の場合は、前飛びを2~3分程度行った後、2重飛びを1~2分程行って軽く汗をかく程度まで身体を暖めてからスケートするようにしています。
これはあくまで僕のメニューなので、みなさんは自分に合った時間・回数・飛び方を見つけて行って下さい。
小さなお子様を持つ親御さんは、お子様のなわとびの宿題(僕らの頃は、そんな宿題がありました)も楽しく一緒に出来ちゃいます!
縄跳びウォーミングアップの注意点
たかが縄跳び、されど縄跳び!
飛び方によっては、かなり身体に負担がかかります。
ウォーミングアップの段階でいきなり過激な飛び方をしてしまうと、かえって身体を痛めてしまう事も・・・
(僕たちのような大人は特に。笑)
自分に合った無理のない飛び方で、身体を解すようにしましょう!
また、スケートパークなど、人目の多い場所での縄跳びウォームアップはあまりオススメではないです。
パークに入るなり縄跳びし始めたら、きっと周りのスケーター達は
「なんかガチなヤツ来た!」「もしかしてプロなんじゃね!?」
的な眼差しを向けてくることは間違いないでしょう!
もちろん実力的に自信があればいいのですが、僕は正直恥ずかしくて出来ないです。笑
・パークでは時間をかけて入念にストレッチ
・仲間内だけの場所や家の前などでは効果的な縄跳びウォームアップ
と、場所によって使い分けましょう!
ウォーミングアップも工夫して楽しく行う事が大切
スケート前の準備運動がいかに大切かは、歴の長いスケーターほどよくご存知かと思います!
ですが、スポットに到着するなり
「早く滑りたいねん!!」
ってなっちゃうのがスケーターの性ってヤツです。
2~3回屈伸してLet’s GO!みたいな。笑
また、小さな子供は準備運動をしない事も多いと思います。
親御さんも、怪我だけは心配してしまいますよね。
そんなあなたにオススメなのが”縄跳びウォーミングアップ”です!
スケート前のウォーミングアップから、日々のトレーニングまで、主に下半身を鍛えられる縄跳びはまさにスケボーにピッタリ!
さらに、縄跳びをスケートバッグに忍ばせておけばいつでも出来るという手軽さ!
「ダラダラと準備体操なんてしたくない!」
「手っ取り早く身体を暖めたい!」
「子供にちゃんと準備運動をさせたい!」
と思うそこのあなた!
是非いつものスケートライフに、縄跳びを取り入れてみてはいかがでしょうか!
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