皆さん、スケートシューズは、カップとバルカ、どっち派ですか?
「スケシューは、ブランドはこだわらないけどソールは絶対バルカだね!」
「バルカはすぐペタペタになっちゃうから、カップソールの方がいい!」
足先でデッキをコントロールするスケーターにとって、シューズは自分の感覚の延長となる重要なアイテムです。
なので、皆さんの好みも分かれると思います!
(今回執筆しているフィルマーはバルカ派です。)
(ちなみにMattyもバルカ派)
しかし、このブログを見ていただいている方は
「ソールの種類?何の話?」
となる方も多いでしょう。
(実際、初心者のゆーたはそうなりました!)
その為今回は、ソールの種類について簡単に解説してみます。
カップとバルカは製法の事
まず、カップとバルカ(バルカナイズ)とはソールの製法を指します。
それぞれ特徴があり、メリット・デメリットも分かれてきます。
カップソールの特徴
カップ形状のソールとアッパー部分を、接着剤や工業用ミシンで縫って止めたものを「カップソール」と言います。
[メリット]
・バルカと比べると、しっかりと厚みのあるソールで衝撃吸収に優れる
・ソールの耐久性が高い
[デメリット]
・ある程度履きなれるまでソールが硬く感じるかも!
[ファッション]
少し厚みのあるカップソールのシューズは全体的にボリューム感のあるシルエットです。
ちょっと太めのパンツを履くスタイルに合う気がします。
バルカナイズドソールの特徴
平たい形状のソールとアッパー部分を、ラバーで(硫黄と熱を加える事で硬化させて)圧着してあるものを「バルカナイズドソール」と言います。
またソール側面を強化するためにラバーテープがぐるっと巻かれているのも特徴です。
[メリット]
・ソールが柔らかくしなやかで、履き始めから足に馴染みやすい
・ソールが薄めなのでスケートデッキの感覚をより感じやすい
・グリップ力が強い
[デメリット]
・カップソールよりも寿命が短い
・ソール自体の衝撃吸収性が低い
[ファッション]
バルカナイズドソールのシューズは、全体的にスッキリとしたシルエットです。
細身のパンツを履いた時でも収まりが良い気がします。
好みで決めるのが大切。どっちも試してみよう
カップとバルカの特徴をあげてみましたが、どちらにもメリット・デメリットがあります。
スケーターも、個々の好みで履いている人が多いです。
また現在では、カップとバルカの性能の差も少なくなってきました。
というのも、ソールの製法うんぬんではなくブランドごとのソールの味付けによるところが大きく、バルカでありながら耐久性もあるシューズ出てきている為です。
ちなみに僕(フィルマー)は昔、カップソールのシューズをよく履いていました。
しかし足の感覚がより伝わりやすいバルカを履いてから、最近はバルカばっかりです。
振り返ってみると僕がスケートを始めた2005年くらいでは、スケシューと言えばカップソールのゴツめのシューズがほとんどでした。
2010年位になってくるとバルカソールのスケシューを履くスケーターが増えてきて、ショップなどでもカップソールのスケシューをあまり見かけなくなりましたね。
そして2021年現在、最近のトレンドとしてワイドめのパンツを履くスケーターが増えてきました。
シューズブランドのラインナップにもカップソールのシューズがまた増えてきた感もあり…
太めのパンツに合わせてボリューム感のあるカップソールのシューズが、リバイバルを果たしてまた優勢になる事もあるかもしれません。
消耗品のスケシューですから、買い替えのタイミングで2つとも試してみる事をお勧めします。
お気に入りのシューズを見つけるための、参考にして下さい!
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