スケートに怪我はつきもの!
特に足首の捻挫、いわゆる「ぐりっちょ」は、スケーターが最も悩まされる怪我の代名詞といっても過言ではないでしょう。
重度の捻挫ならばいざ知らず、比較的軽度であれば、
1、2ヶ月ほど安静にすれば腫れも引いてきて普段通りのスケートを楽しむことができます。
ぐりっちょは準備運動等で、しっかり予防しなければなりませんね!
そんなスケートで負う足の怪我
気を付けなければいけないのは、「ぐりっちょ」だけではないんです!
今回の記事では、Matty自身が体験した
・「ぐりっちょではない怪我」について
・原因と治療、対策
について書いていきます。
「短期間に何度もぐりっちょを繰り返してしまう」
「足首周辺に腫れを伴わない痛みがある」
「着地で怪我をしそうな不安感がある」
「足首を捻ると引っかかる、痛みがある」
などなど、足に違和感を感じている方は、是非一度ご覧になってください。
mattyが感じた足首の違和感
僕(Matty)は、半年以上もノーズ足の怪我に悩まされ続けていました。
症状としては、ぐりっちょのように着地の衝撃で崩れ落ちるような感覚、若干の腫れ、痛みが伴うため2週間程度デッキに乗れないといったもの。
3週間ほど様子を見て、痛みと腫れが無くなってからデッキに乗る。
→ちょっとしたトリックで、再び同様の怪我をする
これを毎月(約半年で計6回)繰り返していました。
最初に違和感を感じたのは、キックフリップの着地時でした。
フリップを蹴り抜いたノーズ足がぎりぎりでデッキに乗らず、変な角度で地面に着いてしまった衝撃で故障・・・
その後も足首周辺に引っかかるような違和感が残り、「そろそろヤバそうだなぁ?」と思いながら滑っていると、簡単なトリックでもぐりっちょのような故障。
これを繰り返していました。
最後の6回目は、2ヶ月の安静後。
足首の違和感はあったものの痛みも腫れも無くなったため、久々にパークに行きウォーミングアップを終えました。
そろそろ滑ろうかな!と思ったその時
ガクッ!っと足首が脱力し崩れ落ちました。
もはやデッキに乗っていない状態の、しかもフラットでの怪我。
「いよいよヤバい、何かおかしい」と思い、整形外科の受診を決めました。
整形外科に受診
最初はぐりっちょが癖になってるのなぁ?と思っていました。
「だけどさすがに6回も繰り返すのは異常だよな」
そう思い、スポーツ選手の治療等で実績のある、地元で有名な整形外科を受診しました。
しかし、先生の触診やレントゲンでは靭帯に異常は見当たらず。
後日MRI検査をすることに。
何か重大な故障で手術が必要になるのかなぁ、という不安とスケートが続けられなくなってしまう心配が頭をよぎりながら検査当日。
結果はなんと
「関節の炎症」
でした。
「関節の炎症」原因と治療
今回の「関節の炎症」がどういった怪我なのか。
足の甲の内部、ちょうど土踏まずの外側あたりの関節が炎症を起こしていたため、腫れや痛み、可動域が狭まる違和感が生じていました。
[原因]
原因は、スケート中の衝撃の蓄積によるものだと考えられます。
スケートボードは足に負担のかかるスポーツですし、ほとんど毎日滑っていたのでダメージが回復する間がなかったのかもしれません。
年齢的なものもあるのかも?笑
[治療と対策]
炎症が完治するまでできるだけ動かさないようにとのことだったので、痛みと腫れが治るまで1ヶ月ほど安静にし、様子を見てデッキに乗るようにしていきました。
もちろんトリックはしてません・・・笑
[もう一つの対策]
そしてもう一つ、先生から怪我の対策としてオススメしてもらったのが「アーチサポートインソール」でした。
「アーチサポートインソール」というのは、人間の足の形状に沿った形に作られたインソールのことです。
人間の足には「縦アーチ」と「横アーチ」と呼ばれる2種類のアーチ(湾曲)があり、このアーチが衝撃を吸収しています。
しかし、一般的なシューズに入っているようなフラット(平ら)のインソールではこの「アーチ」が上手く機能しないため足の一部分に衝撃が集まり怪我の原因となる可能性があります。
人間が本来持っている足裏のクッション機能を高めるインソールがこの「アーチサポートインソール」ということになります
今回の僕のケースでは、土踏まずの一点に衝撃が蓄積されてしまいデッキに乗れない程の炎症に悪化してしまったようです。
まとめ:先入観を持たずに、怪我の具合を疑う事
今回は、
・ぐりっちょでは無い怪我「関節の炎症」について
・原因と治療、対策
について、体験談として記事を書きました。
正直、僕自身「関節の炎症」という診断結果には驚きました。
スケート×足の怪我=ぐりっちょ
みたいな固定概念があったからです。
しかし、トリックの度にとてつもない衝撃を受けるスケートボードです。
靭帯に限らず、関節や骨にも影響があってもおかしくないと思うと納得でした。
スケートスタイルも人それぞれあるように、スケート中の怪我もぐりっちょだけでは無く様々です。
体に違和感や怪我をしたと感じたら、先入観を持たずに、その具合を疑ってみましょう。
そして早めの受診、原因を知り対策をすることがスケートボードを続けるポイントです!
次の記事では僕の怪我が劇的に改善したオススメの「アーチサポートインソール」について紹介します
怪我予防としても効果的なので、長くスケートを続けたい方は是非チェックしてください!
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