クルージング(移動・滑走)に特化した「クルーザーボード」について解説していきます。
ちょっとした移動、お散歩をスケボーでかっこよくスマートに。
『お手軽なクルーザーボード』ぜひ参考にしてみてください。
クルーザーボードとは
クルーザーボードとは、その名の通りクルージング(移動・滑走)に特化したスケートボードのことを言います。
2010年頃に登場し、若者の間で大ブームとなった「ペニー(Penny)」もクルーザーの仲間で、ミニクルーザーと呼ばれています。
一般的に街乗り用としての使用がメインで、柔らかく大きめのウィール(車輪)と組み合わせることが多いです。
街乗り程度であればストリートボードを扱う程のテクニックを必要としないため、スケートボード初心者向きとも言えます.
ちょっとした移動をスマートにしたいなら、まさにうってつけ!
ただ、東京オリンピック2020の選手のようにトリック(技)を習得したいという方には、少し物足りないと感じる人もいます。
クルーザーボードの特徴
クルーザーボードの特徴をご紹介します。
- 柔らかいウィール(車輪)との組み合わせが一般的で、滑走音が小さく滑らかでクルージングに適している。
- プラスチックで軽量化されている物もあり手軽で持ち運びに便利。
- デザイン性にも優れ、ファッションアイテムとしても注目される。
大きくこの3つが挙げられます。
価格帯
クルーザーボードの価格はおよそ5千円〜2万円くらいとなります。
価格にかなり差があるのはクルーザーボードにはサイズや素材に多くの種類があるからです。
おそらく初心者の方が興味を持っているミニタイプのクルーザーボードはノーブランドで5千円〜、ペニー(Penny)やその他ブランドのボードで1万〜1万5千円くらいになると思います。
ちなみに僕が最初に買ったミニクルーザーはトイザらスで5千円程度の安物でした(笑
ですが、僕個人的には十分に遊べたし、クルーザーにハマるキッカケになってくれたので購入してよかったと思っています。
クルーザーボード最大の利点は何と言っても「速さや、快適な走破性、ターン性能」がクルーザーの最大の魅力です。
その為、ハマればハマるほどパーツを自分好みにカスタマイズしていく「ランクアップ」が必要となってきます。
なので、今後の買い替えの手間やコストを考えて、あらかじめブランドのクルーザーを購入するのも全然アリです。
サイズ
クルーザーボードのサイズについてご紹介します。大きく2つに分類され、
- 長さ22.0インチ(55.88㎝)~36.0インチ(91.44㎝)くらいが「ペニー(Penny)」などのミニクルーザー
- 長さ36.0インチ(91.44㎝)以上が通常のクルーザー
となります。
※(1インチ=2.54㎝)
ちなみに、クルーザーには細かい定義がありません。
サイズやシェイプ(スケボーの板の形の事。ストリートボードだと、板の反り具合を指すこともある。)も様々あるのも魅力のひとつとなっています。
楽しみ方
クルーザーボードで楽しむ方法をご紹介します。
- 街乗りや移動の足として使う。
- 海沿いやダウンヒルで疾走感を味わう。
「移動をよりファッショナブルに、風を感じ移動を自由に楽しく!」がクルーザーボードの最大の魅力です。
ちょっとしたキャンプや旅先・海沿いなどロケーションの良い場所にミニクルーザーを持って行くのも、絶対にオススメしたい楽しみ方です!
デメリット
- トリック数が少なく基本は乗るだけ。
- プラスチック製の板はたわみ易く少し不安定なため慣れが必要。
やはりお手軽な分、トリックなどの遊びの幅は少なくなってしまいます。
また、プラスチック製のミニクルーザーの多くはデッキシートと呼ばれるデッキ表面のヤスリ状のシートがありません。
そのため使うシューズによっては滑りやすくなるので注意が必要です。
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