サッカーシューズや野球のスパイクシューズなど、プレイヤーがその競技の中で最高のパフォーマンスを発揮するために、それぞれ“専用のシューズ”というものが存在します。
スケートボードにも、クッション性や耐久性などの機能をUPさせたスケート仕様のシューズ・・・
「スケシュー」というものがあるんです!
もちろん普通のシューズでもスケートボードを楽しむ事ができますが、スケートシューズを使う事でスケートがより快適になります。
今回の記事では、普通のシューズと比べた
・スケートシューズ(以下スケシュー)の特徴
を、大きく3つに別けて紹介してみたいと思います。
クッション性
一つ目の特徴は、クッション性が高いという事。
ケガを予防しながらスケートボードを楽しむには、シューズのクッション性はとても重要です。
・トリックをメイクした後の着地の衝撃
・メイクに失敗して、直接路面に着地した時 etc.
スケーターの足には、かなりの負担がかかるからです。
その負担を軽減できるのが、「スケートシューズ」という事です。
スケートシューズの多くは、アウトソールやインソールのクッション性が高められており、それによってスケーターの足がぶっ壊れるのを防いでくれます。
ステア(階段)をトリックで飛び超えたり、レールを攻めたり…
そんなハードな滑りをするスケーターにとってシューズは、もはや“防具”と言っても過言ではないでしょう!
例えば、有名シューズブランドの「VANS」から出ているスケートラインの「VANS PRO」シリーズのモデルは、通常のものよりもクッション性の高いインソールが装備されています。
耐久性の高さ
二つ目の特徴は、耐久性が高いという事。
スケートボードで使用するシューズは、アッパーやソールなど各パーツの消耗が激しいため、耐久性の高さが求められます。
何故なら、スケートボードのデッキの表面には紙やすりのようなザラザラした“デッキテープ”が滑り止めとして貼られており、シューズが激しく削られてしまうからです。
・シューズのソール
→ボードに乗っている時は常に消耗
・シューズのアッパー部分
→オーリーを始めとした多くのトリックを行う時
(アッパー部分で”擦る”ような動作を多用する為)
基本的にボードにスケートをしている最中は常に消耗し、最終的には穴が空いてしまうのです。
そんな激しいスケートボードでの使用を考慮して、スケシューのソールやアッパーには普通のシューズよりも耐久性が高いものが使われています。
アッパーにキャンパス素材が使われているスケシューもありますが、より擦れに強くて穴の空きづらいスェードやレザーが使われているシューズが多いです。
耐久性を上げる為にはそれ以外にも、
→つま先付近の生地の縫い合わせを減らし、ステッチ(縫い目)が切れづらいようにデザインされているシューズ
・簡単に穴が空かないようにする為に
→アッパーが二重構造になっているシューズ
・シューレス(靴ひも)が切れにくい構造のシューズ
など、ブランドごとにスケシューならではの工夫や機能がみられます。
そんな時は、簡単な補修や補強をしてみるのもお勧めです!
ボードコントロールのしやすさ
三つ目の特徴は、スケートボードのコントロールがしやすいという事。
スケートボードで使うシューズでは、”ボードコントロールのしやすさ”も重要なポイントです
何故ならトリックの多くは足を使って行うため、シューズはスケーターの足の感覚の延長になる物だからです。
つま先がビョ~ンってとんがってるようなシューズでは、オーリーもフリップもきっとやりずらいですよね?笑
まとめ
今回の記事では、普通のシューズと比べた
・スケートシューズの特徴
を紹介しました。
・アウトソールやインソールのクッション性が高められており、スケーターが受ける様々な衝撃を吸収してくれます。
・良く消耗してしまうシューズの「ソール」や「アッパー」の部分の素材や作りが頑丈
・スケシューは、足からデッキへの「力」や「感覚」の伝達の邪魔にならないような形になっている。
スケートシューズの特徴をまとめると、このような内容になります。
今回は、スケーターがこだわるアイテムの1つである”スケシュー”と普通のシューズとの違いを紹介しました。
「いつも普段履きのシューズをスケートでも使ってけど、スケシューってスケートしやすいの?」
「普通のシューズと何か違うの?」
そんな疑問を持っている方は、是非この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?
また、スケートシューズのソールには「カップ」と「バルカ」という”種類”があります!
それぞれメリット・デメリットや特徴があるので、シューズを選ぶ際には参考にしてみてください!
コメント