【初心者のスケボー入門】知っておきたいパーツの知識「トラック」-ストリートボード編

トラック 基礎知識・選び方
この記事は約8分で読めます。

ストリートボードの“心臓部”とも言えるパーツである「トラック」

スケートボード上級者もビギナーの方も、スケーターならば「もれなくこだわるべきパーツ」なのは言うまでもないでしょう!

何故ならば、使うトラックの違いによって
・安定性
・ターン性
・テールヒットの強弱
・重量
・挙動 etc…
などのフィーリングが大きく変わるから。

 

・トリック前のアプローチをしやすくするために、安定性の高いトラックを使う

・クルージングを楽しむために、ターン性の良いトラックを使う etc.

このように、自分の「スケートスタイル」や「目的」に応じてトラックをセレクトすることがお勧めです。

 

しかし、このようなセレクトをするのであれば、トラックの構造からしっかり押さえておくことが必要!

その為、今回の記事では
・トラックを構成するパーツ
・トラックの種類(高さ)
・トラックのプチメンテナンス
を解説します。

 

「トラックを選ぶ」

「カスタマイズをする」

「メンテナンスをする」

このようなタイミングに、是非参考にしてください!

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トラックとは

トラックとは、スケートボードの乗り心地を左右する非常に重要なパーツです。

他のパーツと比べても、少し複雑な構造をしています。

[トラックを構成するパーツ]
ベースプレート、ピボットブッシュ[樹脂製]
キングピン
キングピンナット
ハンガー
ブッシュ(トップブッシュ・ボトムブッシュ)[樹脂製]
アクスル(シャフト・車軸)、アクスルナット
カップワッシャー
スピードリング(アクスルワッシャー)

 

素材は、ピボットブッシュとブッシュ以外は金属製。

ボードの心臓部的なパーツであり、ちょっとやそっとじゃ壊れないタフな作りになっています

他のパーツと比べて買い替えの頻度はそれほど多くありませんが、衝撃を受け続けると当然傷んできます。

その為、パーツ交換などのメンテナンスも必要となってきます。

 

また、部分的に部品を付け替えることで劇的に乗り心地が変わるので、自分流にカスタムするのもオススメです。

例えば、
・オーリーを飛ぶ前のグラつきが気になるので、ブッシュゴムを硬い物に取り換える
・ターンで曲がりやすくするために、柔らかめのブッシュに取り換える
などですね!

 

では、構成するパーツを一つ一つ見ていきましょう!

ベースプレート、ピボットブッシュ

まずは、ベースプレートピボットブッシュを紹介します。

ベースプレート

[ベースプレート]

ベースプレートとは、トラックの基盤となっているパーツで、トラックの可動の支点となるベースの部分です

デッキとトラックをボルト&ナットで固定する為の穴が開けられています。

 

[ピボットブッシュ]

この後説明する“ハンガー”という部品の突起部分が、ベースプレートに差し込まれます。

ピボットブッシュとは、このベースプレートとハンガーの間に入る樹脂製のパーツになります

ピボットブッシュ

 

樹脂製なので、潰れたりすり減ったりします。

そうなると
・トリックのメイク率が下がる
・トラックが痛んで、寿命が縮む
等が起こります。

ピボットブッシュの消耗は、悪影響を招くわけです。

その為、ピボットブッシュは定期的な交換などのメンテナンスが必要になります。

 

キングピン・キングピンナット

次は、キングピンキングピンナットを紹介します。

キングピン

キングピンとは、ハンガーとベースプレートとこれから説明する”ブッシュ”を挟み込んで固定するボルトのことを指します。

 

ブッシュは、スケートボードのターン性をコントロールする樹脂製の”関節”のようなパーツです。

キングピンナットの締め具合により、ブッシュの圧迫具合が変わります。

その為、キングピンナットの締め具合で、トラックの可動域の調節が可能となっています。

 

「トラックがグラつきすぎるなー」

そんな風に感じたら、キングピンナットを締めこんでみましょう!

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ハンガー

次は、ハンガーを紹介します。

ハンガー

ハンガーとは、トラックのアクスル(シャフト・車軸)部分を覆うように盛られた金属部分を指します。

スケートボードには、このハンガーの部分を縁石やレール等に押し当てて滑る”グラインド”というトリックがあります。

 

そのため、ハンガー部分がすり減って、アクスルシャフトが折れたり、ズレたりする場合もあります。

ブッシュ

次は、ブッシュを紹介します。

ブッシュ

ブッシュはスケートボードのターン性をコントロールする関節のようなパーツです。

 

ベースプレートとハンガーの間に、キングピンで挟み込むようにして取り付けます。

 

素材は一般的に弾力性を持った樹脂素材でできており、好みの硬さを選ぶことができます。

交換も簡単にできるので、ターン性能を自分用にカスタマイズすることができます。

「ターンをしやすくする為に、ブッシュを柔らかめにしよう!」

などですね!

 

また、使用期間が長いとブッシュが潰れたり、劣化してひびが入ることもあります。

ブッシュは単品でも販売されているので、消耗や破損した場合は交換するようにしましょう!

アクスル(シャフト・車軸) 、アクスルナット

次は、アクスル(シャフト・車軸)アクスルナットを紹介します。

アクスル

ハンガーの中を貫通する、一本の車軸のことです。

 

ここに、ウィール(車輪)とベアリングを取り付けます。

 

また、両端にネジが切ってあり、アクスルナットを締めて固定します。

アクスルナットを締める際は、締め方に気を付けましょう。

 

・締め方が緩すぎると
→ウィールのぐらつきや、走行中にウィールが外れてしまう危険がある
・締め方がキツ過ぎると
→ウィールの回転の妨げに繋がる

 

調整をする際はウィールがぐらつかず、良く回転するような締め加減にするよう意識しましょう!

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カップワッシャー

次は、カップワッシャーを紹介します。

カップワッシャー

ブッシュを挟むようにして取り付ける、お皿のような形をしたパーツです。

 

ブッシュが潰れないように抑えるため、ブッシュの持つ反発を利用出来て、保護にもなります。

 

スピードリング(アクスルワッシャー)

次は、スピードリングを紹介します。

スピードリング

ハンガーとアクスルナットがベアリングと密着することを防ぎ、摩擦抵抗を軽減する小さなワッシャーです。

「スピードリング」「アクスルワッシャー」と呼ばれます。

 

細かいパーツなので、メンテナンス時などに無くさないように注意しましょう!

トラックの高さ

トラックには、「HI」「LOW」“高さが2種類”あります。

トラック

 

二つの違いは、
・HIだと地面とデッキの距離が遠くなる
・LOWだと地面とデッキの距離が近くなる
文字通りです!
これがどのような違いを生むかというと
ex)オーリーの場合
・HIのトラック
テールヒットの際に、デッキを蹴る力が必要
・LOWのトラック
テールヒットの際に、デッキを蹴る力が比較的小さくてもOK

このような感じになります。

 

しかしながらその差も微妙なもので、ブランドによっても高さの基準が異なります。

結論、“高さ”というのはトラック選びの目安にはなります。

しかし、初心者の方はお店でスケボーを買うことができるならば、乗った感覚でいいものを選ぶという気持ちでOKです!

プチメンテナンス

トラックは、他のパーツに比べて耐久性が高く、1番長寿命なパーツです。

しかし、少しでも長持ちさせる為の“プチ”メンテナンスがあります。

 

[アクスルシャフトを長持ちさせる為]
・スピードリングを入れる枚数を増やす。
・アクスルナットをこまめに交換する。
[キングピンを長持ちさせる為]
・キングピンナットをこまめに交換する
[ベースプレートを長持ちさせる為]
・トラックを止めているビスの増し締め

この4点です。

 

他のパーツのメンテナンスに比べて些細な事ですが、覚えておくと良いです!

まとめ

今回の記事では
・トラックを構成するパーツ
・トラックの種類(高さ)
・トラックのプチメンテナンス
を解説しました。

トラックのパーツは
・ベースプレート、ピボットブッシュ(樹脂製)
・キングピン
・キングピンナット
・ハンガー
・ブッシュ(トップブッシュ・ボトムブッシュ)(樹脂製)
・アクスル(シャフト・車軸)、アクスルナット
・カップワッシャー
・スピードリング(アクスルワッシャー)
で構成されています。

 

トラックには「HI」と「LOW」という2種類の高さがあり

・HIのトラック
テールヒットの時に、デッキを蹴る力が必要
・LOWのトラック
テールヒットの時に、デッキを蹴る力が比較的小さくてもOK

という違いがあります。

しかし、初心者の方は深く考えなくても、乗った感覚で決める程度でOK!

 

プチメンテナンス
・スピードリングを入れる枚数を増やす
・アクスルナットやキングピンナットをこまめに交換
・トラックを止めているビスの増し締め

 

まとめると、トラックの基礎知識としてはこのような内容になります!

是非、トラックを選ぶ際やメンテナンス・カスタマイズ時に参考にしていただけたらと思います!

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