ウィールはスケートボードの車輪部分のパーツです。
路面の環境に合った適切なウィールを装着することで、スケーティングがより快適で楽しくなります。
例えば、ザラザラの悪路でスケートをする場合に硬すぎるウィールだと、衝撃がダイレクトに足に襲い掛かるので30分もしないうちに足がパンパンに…
『逆に柔らかすぎるウィールでも、プッシュしても進まない』『トリックがしにくい』などの問題が出てきます。
つまり良いウィールというのは、”滑る場所の環境次第” ”人それぞれ” ”十人十色”なんです。
ここまで読んで「ウィール選び難しそう…」と思った方もいらっしゃるでしょう!?
でも大丈夫!
ウィール選びで大切なのは【硬さ】と【サイズ】そして【シェイプ】の3つだけ。
これらをしっかり理解して、快適なスケートライフを楽しみましょう。
では、ウィールについての基本的な要素について解説しますのでウィール選びの参考にしてください。
素材
現在では、プラスチックウレタンという素材が主流。
プラスチックウレタンという素材の特性上、硬さが調整できるため、様々な路面環境に合わせたウィールが存在します。
各ブランドにより試行錯誤され、より耐久性やグリップ力を追及したブレンドが日々開発されています。
硬さ
ウィールには、ソフトウィールとハードウィールの2種類があります。
ストリートではハードウィール、クルーザーやロングボードではソフトウィールを使うのが一般的です。
ウィールの硬さは一般的に、”99A”のように”~A”という単位で表記されます。(一部メーカーでは”B”や”duro”表記もあります。)
サイズ
スケートスタイルによって使用されるウィールサイズは様々ありますが、ストリートでは直径50~54mmが一般的なサイズです。
径が小さくなるほど加速が良く、軽いため複雑なトリックがしやすいが、悪路ではつまづきやすいです。
径が大きいほど悪路に強くトップスピードは速いが、加速が悪くなります。
シェイプ(形状)
軽量かつスライド(ウィールを横滑りさせるトリック)がしやすいことが、利点の接地面の狭いクラシカルシェイプ。
グリップ力がある接地面の広い、コニカルシェイプがあります。
ベアリングの保護のために、ベアリングのアウターリングと触れる部分にプラスチックを使用した「コアウィール」
ウィール内側を肉抜きし、軽量化に特化したウィールも存在します。
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