突然ですが、あなたのデッキはこんな症状はありませんか?
もしこんな症状で悩んでいたら、1度デッキを手にとってよく見てみましょう!
注目するのはココ、デッキのウィールに1番近い所のグラフィック面です。
楕円状にグラフィックが削れていたり、板がすり減っているようなら、それは“ウィールバイト”が起きている証拠です・・・
今回の記事では、そんな
・ウィールバイトとは何か
・ウィールバイトを防ぐ3つの方法
を、解説していきます。
デッキの裏側を見てみて
「自分のデッキも削れてる・・・」
そんなあなたは、是非この記事を参考にして対策して下さい!
ウィールバイトとは?
スケートボードは、体重移動によって傾けることで弧を描くようにターンをすることができます。
しかしボードを傾けた時に、ボードとウィールが干渉してしまう場合があります。
これを“ウィールバイト”と呼んでいます。
ウィールバイトすると、ウィールの回転に強制的にブレーキがかかってしまいます。
このような危険もあります。
ウィールバイトを防ぐ3つの方法
ウィールバイトには、転倒等の危険が伴ってしまいます。
その為、対処が必要になってきます。
その対処方法は、ギア類の組み合わせや足回りのセッティングを変える事です。
セッティング変更による方法は、以下の3つ
・ウィールを小さいサイズに交換する
・ライザーパッドを使用する
一つ一つ見ていきましょう。
キングナットを締めて足周りを固くする
1番簡単な方法は、キングナットを締めて足周りを固くする事です。
キングナットを締めることでトラックの可動域を狭め、干渉を防ぐ事ができます。
軽度のウィールバイトなら、この方法で解決することができるでしょう。
ウィールを小さいサイズに交換する
次は、ウィールを小さいサイズに交換するという事です。
「トラックの可動域を狭くしたくない!」
「ターン性の高い柔らかいトラックが好き!」
そんなあなたには、ぴったりな方法です!
ウィールの直径が小さくなるほどデッキとの間隔が大きくなるので、バイトしにくくなります。
ライザーパッドを使用する
最後は、ライザーパッドを使用するという事です。
「普段粗めの路面で滑る事が多いから大きめのウィールを使いたい・・・でもトラックも柔らかい方が好みなの・・・」
そんなあなたの悩みは、一発で解決することができます!
ライザーパッドは、デッキとトラックの間に挟み込むことで足周りのかさ上げができるパーツです。
主にトラックブランドから販売されており、厚みもいくつかのラインナップがあるため、自分の求める高さに簡単に調整することができます。
価格も500~1,000円程度で購入できるので、気軽に試せるのも良いですね!
+α気温とウィールバイトの関係
ちょっとずつ気温上も上がってきて、スケート熱も上昇中!
でも前よりウィールバイトが頻発するような・・・
そんな違和感の原因は、気温が上がってきたことによってトラックのブッシュが柔らかくなっているから!
ブッシュの硬さは、意外にも気温の影響を受けるんです。
(温かくなるほど柔らかく、寒くなるほど硬くなる)
季節によってキングナットの締め具合を調節したり、使うブッシュの硬さを使い分けてみてはいかがでしょうか。
まとめ:ウィールバイトを防いで、快適なスケートライフを
今回の記事では、
・ウィールバイトとは何か
・ウィールバイトを防ぐ3つの方法
を、解説しました。
→ウィールにブレーキがかかって、転倒の原因になります。
主な対策方法は3つ
→軽度ならこれで解決!ただし、締め込みすぎは、ブッシュ割れの原因に。
→トラックの感覚を変えたくない場合はオススメ!
→トラックもウィールも変えなくて済む!しかし、極端に高さを上げると乗り心地が変わってしまう。
まとめると、このようになります。
しかし使い慣れた今のトラックの性格を活かした方法にフォーカスした為、今回は割愛しました。
基本的にスケートボードは自分の好きなパーツを組み合わせて思い通りのセッティングでデッキを組むことができますが、それは致命的なウィールバイトを起こさないようなセッティングが前提となります。
多少のウィールバイトならあまり気になりませんが(多少のウィールバイトは結構みんなしてる笑)、完全にロックしてしまうようなバイトはやはり危険です。
そのような場合は、セッティングやパーツの見直しが必要になってきます。
ウィールバイトしないようなセッティングで、快適なスケートライフを送りましょう!
多少ですが、ウィールバイトしたときにウィールと干渉するデッキの部分にスケートワックスを塗っておくというもの、バイトしたときにつまるのを軽減してくれますよ!
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