巷で話題のワークマンスケシュー
2900円という価格の安さから、気になっているスケーターも多いと思います。
しかし、値段の安さ、スケートのイメージが薄いワークマンのシューズという事で
「ちゃんと使えるの?」
「機能性は?」
「すぐ壊れない?」
という疑問はもちろん
「スケーター目線で作られてるの?」
という部分が気になる方も、多いのではないでしょうか?
そんな皆さんの疑問を解決するために、今回は
「ワークマンのスケシューで縦コーン100本飛んで、使用感のレビューをスケーター目線でお伝え」
という、レビュー&チャレンジ企画を行いました!
加えて、スケーターの皆様にもアンケートを取らせていただきましたので、
・ワークマンのスケシューが気になる方
・購入を検討している方
そんな皆さんは、是非参考にしてください!
ワークマンシューズで縦コーン100本チャレンジ
まずは、縦コーンの100本チャレンジの前に、ワークマンのシューズを履いてみた感想は
「かなり硬い。かかとが当たる感じがあって、ちょっと不安」
との事でした。
Matty先生の初のチャレンジ企画が、この使い慣れていないシューズで縦コーン100本だったので、僕らは少し不安でした・・・
しかしチャレンジを開始した瞬間、その不安は杞憂に終わりました!
体感のメイク率は、95%以上!
凄いわMatty!!
(しかし、1~44本目までがまさかの機材トラブルにより、データ破損・・・
45~100本目までの動画になってしまいました・・・)
とはいっても、かなりかっこよく飛んでます!
チャレンジの様子は、是非動画の方をチェックしてみてください!
シューズのレビュー
ワークマンにて、2,900円で発売しているスケートシューズ(カラーはベージュとブラック)
コチラを使用して縦コーンを100本飛んだ感想は、
「シューズは、メチャクチャタフ!」
との事。
シューズの箇所に分けて、個別に感想を書いていきます
【良かった点】
[オーリーガード]
ワークマンが作り込んだオーリーガードは、しっかり引っかかりがあったとの事。
しかし、オーリーガード以外の部分はヌバックのようなツルツルした素材になっていて、引っかからなかったとの事。
ピンポイントで、デッキテープにオーリーガードを当てないとダメみたいですね!
[シューレス(靴紐)]
オーリーをすると擦り切れてしまいがちなシューレス(靴紐)は、1本も切れていませんでした!
交換の頻度が少なく済むのは良いですね!
[雨でもグリップが良い]
チャレンジ当日は、小雨が降っていました。
しかし、それでも全く滑られなかったようです!
靴の裏(ソールの部分)のグリップ部分は、優れているみたいですね!
[作りがタフ]
チャレンジが終わったMattyの一言から分かるように、作りは相当しっかりしています。
無傷といっても、過言ではありませんでした!
【悪かった点】
[材質]
オーリーガードの部分でも挙げましたが、ツルツルした作りの部分の引っかかりは無いです。
その為、その部分でトリックをするとずっぽ抜けてしまうとの事。
[インソール(中敷き)]
インソール(中敷き)の部分は、クッション性が低いという事でした。
これは最初の時点ですぐ気づいたようで、普段使っているBMZのインソールに換えたとの事でした。
膝や足首に負担がかかるので、インソール交換はマストでやった方が良いと感じたとの事です。
インソールを外した下を見てみると、硬い厚紙のような石膏のような材質でした。
この部分は、ワークマンスケシューを使う場合は、是非参考にしてください!
[ソール(靴の底)]
グリップ力があったソール(靴の底)でしたが、厚く作られ過ぎていて、デッキの感覚が足に伝わらないという事でした。
スケボーのトリックは繊細なトリックを行うことは多いです。
この部分はオーリー以外のトリックを数多くやる場合は、欠点になってしまう可能性もありますね。
初心者スケーターに勧められるか
この記事を読んでくださる方の多くが気になる事
「で、結局ワークマンシューズは、オススメなの?」
という部分です。
結論、“オーリーを重点的にやる人には、コスパ的にオススメできる”という事でした!
現在、HVSBの初心者スケーターゆーたは、オーリーチャレンジを行っております。
そのような、
初めてのオーリーのチャレンジや、高さを上げていくという練習をしている方は、チョイスしても良いですね!
理由としては、ソールの厚さから繊細なトリックにはあまり向かないかもしれません。
しかし、オーリーだけに限って言えば、オーリーガードのおかげで引っかかりはしっかりあります。
また、Matty先生も縦コーンチャレンジは、オーリーです。
このような点から、ベストな選択とは言えませんが、コスパを考えると十分ベターな選択と言えます!
ただし、インソールは交換することをお勧めします!
スケーターのみなさんへのアンケート
今回の企画では、スケーターの方にもインタビューをさせていただきました!
天候が悪かったため、16人の方へのアンケートにとどまってしまいましたが、スケーターの生の声として参考にしてください!
[ワークマンのスケシューを使用しているか?]
16人中1人の方が使用していました。
しかし、今回レビューしたものではなく、1500円の「高撥水キャンバスデッキスニーカー」という靴を使用されていました。
[おまけ:高撥水キャンバスデッキスニーカーの使用感]
今回のレビューのシューズではないですが、ワークマンから出ているデッキシューズを使っていました。
使用感は、バンズで出ているデッキシューズと変わらない。
ただ、靴裏のソールのヘリが早く、ビーチサンダルの様になってしまうとの事でした。
ただ、ランプ系だったら十分使えるという感じで、コスパ的に〇
色は増やしてほしい。
という事でした。
(写真を撮らせていただき、ありがとうございました!)
[ワークマンシューズを使っていない理由]
16人中15人の方は、ワークマンのシューズを使っていませんでした。
理由は
・ブランド力(ワークマンにスケボーというイメージが薄い)
・カッコよさ
・デザインが少ない
・スケートショップに置いていない(ワークマンに行かなきゃいけない)
など、靴の機能性というより、見た目やイメージの部分で選ばれていない部分も大きいと感じました。
・有名なスケーターに頼んで使ってもらったほうが良い
というような意見もあって、非常に興味深かったです。
やはりスケートボードはファッション性やイメージも大切という事ですね!
まとめ:初心者がオーリーを練習するのには、コスパ〇
今回の記事では、
・「ワークマンのスケシューで縦コーン100本飛んで、使用感のレビューをスケーター目線でお伝え」
という、レビュー&チャレンジ企画
・スケーターへのアンケート
を行いました。
まずは、ワークマンスケシューで縦コーン100本を飛ぶことは可能でした。(Mattyおめでとう!)
そしてワークマンスケシューは、
【良かった点】
・オーリーガードに、しっかり引っかかりがある
・シューレス(靴紐)は、1本も切れていない
・雨でもグリップが良い
・作りがタフ
【悪かった点】
・ヌバックのようなツルツルした作りの部分の引っかかりは無い
・インソール(中敷き)のクッション性が低く、交換必須
・ソール(靴の底)厚く作られ過ぎていて、デッキの感覚が足に伝わらないという事でした。
多くの繊細なトリックには向きませんが、コスパという意味ではオーリーの高さを上げるというレベル感の方には、オススメできる。
という結論に至りました。
このレビューや、スケーターの方のアンケートを是非参考にしていただければと思います。
また、アンケートに答えて下さったスケーターの皆様、ありがとうございました!
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