オイルベアリングを使用している場合、定期的なメンテナンスが重要です。
その際に使用する“ベアリングオイル”は種類も多く、どれを選べばよいか分からないという方が多いです。
そこで今回は、僕たちHVSBが今まで使ってきた中から
・初心者から上級者までにオススメできる最強のベアリングオイル
を4種類紹介します。
「オイルベアリングをメンテナンスをする!」
「他の種類のベアリングオイルを使ってみたい!」
そんな方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
始めに
商品を紹介する前に、
・グリスとオイルの違い
を簡単に説明します。
スケートを始めたばかりの方は、おさらいの意味も込めて軽く確認してみてください!
グリスやオイルの役割
ベアリングにグリスやオイルを使用する理由は、回転性能を維持する為です。
このような要因は、回転性能を劣化させるだけでなく、ベアリング自体の寿命を短くする原因となります。
そのためベアリングは、基本的にグリスもしくはオイルを塗布した状態で使われます。
そしてオイルベアリングの場合は、定期的にオイルをさす必要があるのです。
グリスとオイルの違い
ベアリングの内部に
と言います。
この「グリス」と「オイル」、2つの違いは粘性です。
・粘性の高いものが「グリス」
・粘性の低いものが「オイル」
と呼ばれています。
これらのことから回転性能と油分の保持性能は、ある程度”トレードオフ”の関係があります。
結果、「グリス」と「オイル」の違いは、粘性による回転性能とメンテナンス頻度の違いという事になります。
と思うなら、グリスはベストな選択だと思います。
と考えるオイル派のスケーターは、少数ではないと思います。
商品ラインナップ
それでは、
『初心者から上級者までにオススメできる最強のベアリングオイル』
を4選紹介します。
・NINJA BADDEST TOUGHNESS OIL
・BRONSON HIGH SPEED CERAMIC OIL
・NINJA ULTRA SPEED OIL
一つずつ詳しく見ていきましょう!
NINJA SUPER BADDEST OIL
〈超低粘度により究極の回転性能を実現したアンチニュートン系〉
No.1国産ベアリングブランド「NINJA」から販売されている、摩擦抵抗を極限まで抑えた超低粘度オイル。
超低粘度でありながらアンチニュートン系の特性を持ち、オイルの保持性も高いというまさに”常識破り”なオイルです。
NINJAベアリングの上位モデルに採用されており、価格は\2,000程度。
スピード重視というスケーターには、絶対オススメしたいオイルです。
アンチニュートン系とは
通常、回転体に付着した液体は、遠心力がかかったとき外へ外へと向かおうとします。
しかしアンチニュートン流体は相反する性質を持っており、遠心力に逆らい中心へと向かおうとする特性があります。
その為、液体でありながら高回転でも四散しにくく、絡みつくようにベアリングの内部を潤滑することができるのです。
NINJA BADDEST TOUGHNESS OIL
〈耐久性&スピードを高次元で両立した個人的にオススメ1番のオイル〉
アンチニュートン系の特性とBADDESTの回転性能はそのままに、さらに耐久性をもたせたバランスオイル。
感覚的に「SUPER BADDEST OIL」よりも、若干粘性が高い気がします。
しかし回転性能と耐久性のバランスは素晴らしく、自分の中で1番使用頻度の高いベアリングオイルです。
価格は「SUPER BADDEST OIL」と、あまり変わらず\2,000程度です。
BRONSON HIGH SPEED CERAMIC OIL
〈ナノセラミック化合物を配合した新世代のメリケンオイル〉
ナノセラミック化合物を配合することで熱による焼き付きを抑制し、スピードと耐摩耗性をアップさせたオイル。
ナノセラミック配合による劇的な違いを実感することは難しいですが、オイル自体の粘性も低く回転性能の良いオイルです。
価格は\1,200程度です。
先に書いた「SUPER BADDEST OIL」&「BADDEST TOUGHNESS OIL」との使い分けは‥
正直気分です!笑
最近になりBRONSONのベアリングを使い始めたのですが、なんとなくBRONSONには純正のオイルを使いたかったので使用しています。
ただし1つ欠点をあげるとすると、オイルをさす容器の先端が太いため少量ずつの塗布が難しいことです。
そのようなオイルをベアリングにさす場合は、Amazonで買えるドロッパーボトルを使用することをお勧めします。
NINJA ULTRA SPEED OIL
〈コスパ&手に入れやすさNo.1の超定番オイル〉
特別な配合や尖った性能を持ったオイルでは無いと思います。
しかし、昔からスケーターの足元を守ってきた超定番オイルであり、そのベーシックさが売りです。
だいたいどこのスケートショップでも置いてあり、「ベアリングオイルと言ったらこれ!」と思うスケーターも多いはずです。
価格は、ボトルタイプなら\500程度
オイルがさしやすいペンタイプが、\1,200程度です。
おすすめなのは、少量ずつでもさしやすいペンタイプ。
ペンタイプはキャップを外せば詰め替えができるので、オイルが減ってきたら安価なボトルタイプを買って詰め替えるとコスパが良いです。
まとめ
今回の記事では、
・初心者から上級者までにオススメできる最強のベアリングオイル
を4種類紹介しました。
価格:\2,000程度
No.1国産ベアリングブランド「NINJA」から販売されている、摩擦抵抗を極限まで抑えた超低粘度オイル。
超低粘度でありながらアンチニュートン系の特性を持ち、オイルの保持性も高い為に”常識破り”と言える。
価格:\2,000程度
アンチニュートン系の特性とBADDESTの回転性能はそのままに、さらに耐久性をもたせたバランスオイル。
回転性能と耐久性のバランスは素晴らしく、僕の中で1番使用頻度の高いベアリングオイル。
価格:\1,200程度
ナノセラミック化合物を配合することで熱による焼き付きを抑制し、スピードと耐摩耗性をアップさせたオイル。
オイル自体の粘性も低く、回転性能の良いオイル。
以上が、自分がおすすめするベアリングオイル4選です。
ベアリングオイルは安いもので\500程度、高いもので\2,000程度と価格に差があります。
もちろんメンテナンスの頻度とさす量にもよりますが、オイルはひとつ買えばかなりの期間使えるので、お財布に余裕があれば是非「NINJA SUPER BADDEST OIL」や「NINJA BADDEST TOUGHNESS OIL」を使ってみて欲しいです。
もしかするとアナタのスケートLIFEをさらに快適なものにしてくれるかもしれませんよ!
ベアリングオイルの差し方は、こちらの記事を参考にして下さい
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