普段使っているスケボーのベアリング
皆さんはどんなものを使っていますか?
このように、ある程度物を決めて使っている方もいれば
・よく見ているYouTuberが使っているベアリング
・好きなプロが使っているベアリング
など、他の人にアドバイスなどを貰って使っている方もいるでしょう。
このように「欲しい物をチョイスする!」というがベストですが・・・
・ブランド物が欲しいが、金銭的に泣く泣くコスパ重視のベアリング
というように、“コスト面を気にして選んでいる”方もいらっしゃると思います。
という訳で今回の記事では、
特に”コスト面を気にして選んでいる”そこのあなたに!
・コスパ最強のベアリング
を紹介していきます。
ぶっ飛んだ性能こそないものの、回転性能は申し分なく、それでいて安価なので気兼ねなく使える物です。
「金銭的にベアリングが気軽に買い替えられない!」
そんな僕らのような金欠スケーターの方は、是非参考にしてみてください!笑
コスパ最強の”格安の工業用ベアリング”
今回購入したのは、
「ミニチュアベアリング 608ZZ NMB」というミネベア(NMB)製の“グリスタイプのベアリング”です。
軸受部品(ベアリング)を取り扱っているネットショップで購入しました。
そして今回購入したのはミネベアの中でも、価格を抑えたインドネシア製の物になります
その価格なんと、ベアリング1つあたり83円!!
デッキ1台分(8個)買っても670円!!
(ジャ○ネットた○たの社長も驚愕のお値段です!笑)
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とりあえず4セット分の32個仕入れてみたけど・・・
32個でしめて2,700円なり!
外径22mm、内径8mm、幅7mmのサイズのものが608にあたります。
スケートボードに使う目的であれば、この608という規格のベアリングを選べばOKです。
では、こちらのベアリングの
・使用感
・メンテナンス
・注意点
を見ていきましょう!
使用感は、”路面の荒い場所で滑る分には十分”
気になる使用感はどうかというと、路面の荒い場所で滑る分には、これで十分!という感覚です。
[性能のチェック]
まずウィールに組み込んだ状態で、指で回してみました。
このタイミングでは、予想通りグリスなので、さほど回りません
次に全く期待せず、家の前で軽く乗ってみました。
・音も静かで、シャーっと回るオイルタイプの軽い回転とはまた違った感じ
・無荷重ではあまり回らないグリスでしたが、人が乗ると意外とよく回ってくれます
高速回転した時に差が出てくるとは思いますが、低速域ではオイルベアリングとさほど変わらない印象を受けました。
公園や道路などの”路面の粗いアスファルト”などで滑るのであれば、十分なクオリティの商品です!
メタルリテーナーで、メンテナンスも簡単
そしてこのベアリング、メンテナンスも簡単に出来ます。
何故なら、この激安工業用ベアリングは、リテーナーが樹脂製ではなくメタル製だから。
通常、スケートブランドのベアリングの多くはリテーナー(ボール保持機)が樹脂製となっています。
樹脂リテーナーの方が、自己潤滑性がある為です。
この場合は、専用のパーツクリーナーを使わないと樹脂を溶かしてしまい、リテーナーを脆くしてしまいます。
しかし、今回の激安工業用ベアリングはリテーナーがメタル製。
メンテナンスのたびに、ホームセンターなどで売っている安いパーツクリーナーの液にじゃぶじゃぶ漬け込んでもOKなのです!
この、メンテナンスが簡単という点は、かなり大きな強みですね!
注意点は、”錆に弱い”
このベアリングには、注意点が1つあります。
それは、ステンレス製ではないので錆に弱いということ。
ステンレス製のものもありますが、価格が2~3倍くらいになります。
まとめ:コスパ最強で、いい意味で期待を裏切られたベアリング
今回の記事では、
・コスパ最強の工業用グリスベアリング
を紹介しました。
→しかし、気兼ねなく交換できる値段である。
まとめると、このようなベアリングでした。
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激安ではありますが「ウィールをスムーズに回転させる」というベアリングの役割を十分に果たしてくれるので、「コスパ最強のベアリング」だと言っても過言ではないでしょう。
今回は工業用ベアリングでしたが、イメージしていたよりも回りが良く、良い意味で期待を裏切られました。
しかし、そもそもこのベアリングを購入したのには、ある目的があったのです。
それはそのまま使用するのではなく、パーツクリーナーで脱脂して中のグリースを完全に抜いてから超低粘度のオイルを注して使用するため
しかし、せっかくだから1度そのままの状態で使ってみようとデッキに組み込んでみたら、この結果だったのです。笑
今度は本来の目的通り激安工業用ベアリングのグリースを洗浄して超低粘度オイルを指してみて、そちらの使用感も記事にしていきたいと思います。
(グリスを抜いてオイルをさした場合には、リテーナーの「メタル」と「樹脂」の違いを、より大きく感じられるかもしれませんからね)
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