スケートボードでトリックをチャレンジすると、様々な失敗が起こります。
吹っ飛んだり、まくられたり・・・
その中でも、特に板を回転させるフリップ系のトリックを行うと度々起こる「プリモ」という現象があります。
一言で言うと、デッキの側面に乗っちゃう現象です!
この「プリモ」
スケートボードにおいて、ミスからトリックまで様々なシーンで使われる言葉なのです。
今回の記事では、
・プリモについて
徹底解説していきます!
ぜひぜひ、スケボーの雑学を深めてみてください!
プリモって何!?
「プリモって何や!?」
って人の為に説明すると…
スケートボードのグラフィック面でもデッキテープ面でもなく、ボードの”側面”と”ウィール”を固定しているアクスルナットが接地した状態の…
要するに、横置きの状態のボードをキャッチして上に乗っちゃう事です!
回転系のトリックを練習していないうちはプリモが起こることはまず無いと思いますが、足の下でボードを回転させるようなトリックをやり始めると確率的には低いですが起こってしまいます・・・
上の動画では、いい感じに編集してるので
「なんか、プリモってスケーターっぽい!!!面白い!!」
と思うかもしれません。
しかし!
プリモは不意に起きるので、びっくりする事はもちろん
めちゃくちゃ足裏が痛ぇんです・・・笑
特に履き込んでソールが薄くなったシューズを履いてプリモすると身体を貫きます・・・
衝撃がすごいです。
また、プリモ直後はだいたいバランスを崩してコケます。
なんかもう災害みたいなものなんですよね、皆さんも気を付けましょう。笑
プリモをトリックに応用!?
災害のようなプリモ。
しかし驚く事に、スケーターの中にはプリモを自在に操り、トリックに落としこむ人もいるんです。
有名な人物では、ロドニー・ミューレンあたり!
(ベタで申し訳ない!笑)
ミューレンのお変態な滑りを観たこと無い人は是非You Tubeで検索して観てみてね!
色々と異次元です 笑
ロドニー・ミューレンの参考動画
また、スケートボードのスタイルの1つである「フリースタイル」の中では、
・レイルスタンド
・レイルスライド
など、レイル(デッキ側面の事!)を使ったトリックがよく使われています!
プリモが基礎になっているトリックなんです!
フラット(平地)で様々なトリックを行う、1960年代から1990年代までのスケートシーンでは主流だった競技スタイルです。
もちろん今でも、フリースタイルはアツいです!
フリースタイルで繰り出される超絶技巧なトリックの数々は、我々スケーターだけでなく、スケートボードをよく知らない人にも衝撃を与えるほどのインパクトがあります。
フリースタイル見たこと無い人は、是非フリースタイルもYou Tubeで検索して観てみてね!
フリースタイルの参考動画
まとめ:プリモ→トリックは、まさに変態
今回の記事では、「プリモ」について解説しました。
デッキを回転させるフリップ系のトリックにチャレンジし始めると、たまに起こる「災害」・・・
気を付けなければいけないですが、それをトリックに落とし込む「お変態な滑り」をするスケーターもいます。
『変態』は我々スケーターにとって、この上ない褒め言葉なのだ!
スケートを始めたばかりの頃、初めてALMOSTのミューレンのビデオパートを観て、衝撃を受けた覚えがあります
今思えばそれが、僕にとって最初のお変態スケーターとのエンカウントだったんですね!
ストリートからフリースタイルまで、様々な楽しみ方が出来るスケートボード。
その一つの「災害」であり「トリック」であるプリモ
スケートの知識の一つとして、是非覚えておきましょう!
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