「スケボーをかっこよく乗りたい!」
せっかくワクワクした気持ちでスケボーを購入してみたら、
・実は本格的なものではなくて、おもちゃのスケボーだった
・偽のブランドだった
なんてことになると、テンションはガタ落ちですし、上達もしません。
ここでは4つのポイントに分けて注意点を解説していますので、ぜひ参考にしてもて下さい。
実際の購入の際には、別記事の選び方と一緒に見ていただくと、より効果的です。
1.ちょっと待て!よく似たアイツに騙されないで!
ホームセンターやスポーツ用品店、雑貨屋さんなどで扱っているような、おもちゃのスケートボードを購入するのはオススメしません。
一見すると形はスケートボードだけど、実は全くの別物なんです。
これからスケートボードを始めようと思っている初心者の方が、このようなボードを買ってしまうと、トリックを習得するどころかスケートボードの楽しさに触れる前に嫌になって辞めてしまうでしょう。
- トラックの可動が悪くコントロールができない(曲がれない)
- ベアリングの精度が低くスムーズに回らない(樹脂製のブッシュが入っているだけのものもある)
- デッキの形や素材が粗悪、トリックをするのが困難
- 単純に恥ずかしい
実際に一緒にスケートボードを始めた僕の友人が、スポーツ用品店で購入したボードを使い続けた結果、トリックが上達せずスケートボードから離れていってしまいました。(泣)
このようなボードでは乗っていても楽しくないし、トリックも絶対に上達しません。
スケートボードに「弘法筆を選ばず」という言葉は当てはまりません。
ちゃんとしたボードを選んでスケートボードの本当の楽しさを味わってください。
2.超危険!低価格の誘惑に潜むワナ!
ア○ゾンや楽○市場など、通販サイトで販売されているような極端に安い得体のしれないコンプリートデッキには、たくさんの危険が潜んでいます。
スケートボードに限った話ではないですが、実物を見たり触ったりできない通販サイトでは自分が思っていたものとは違うものが届くなんてこともあり得ます。
低価格に飛びついて極端に安い5,000円前後で買えてしまうような、コンプリートを購入してしまうと残念な結果になってしまう場合がほとんどです。
- 思っていたのと違うものが届く(キッズサイズや指スケ(指で行うスケボーの事)だったとかw)
- 偽ブランド品
- 初期不良
- 返品できない
- いつまでたっても発送されない
セール品ならまだしも定価で5,000円程度の価格で販売して利益を得るのだから、原価を考えるとどれだけ粗悪品かわかると思います。
画像から判断しなくてはならない上に、経験上書かれているレビューも信用しきれない商品もあるので、返品・交換にも対応してくれる信頼できるネットショップから購入することをオススメします。
3.実は安くない! リサイクルショップのスケートボード
リサイクルショップなど中古品を扱うショップに行くと、スケートボードを見かけることもよくあると思います。
中古品でいいから極力費用を抑えてスケートボードを購入したい!
そう考える初心者の方もいると思いますが、ちょっと待ってください。
- 見た目はきれいだったのに、すぐに壊れて使えなくなった
- 返品・交換ができない場合がある
- デッキが古いものだと、弾きが悪い
- サイズが明記されていないものが多い
- 専門知識のあるスタッフがいないため、アドバイスが聞けない
- パーツの組み合わせのバランスが悪いものがある
そもそもリサイクルショップはスケートボード専門店ではないので、専門知識のあるスタッフがいないことがほとんどです。
そのため適正価格がつけられておらず、結果的に新品で購入するのとそこまで価格的に変わらない場合もあります。
ある程度のスケートボード経験者であれば掘り出し物を発見することができますが、初心者の方が中古品を購入し失敗するケースが非常に多いので避けたほうがいいでしょう。
スケートボードのパーツは全て消耗品です。
見た目はきれいであっても、長期間保管されて劣化したパーツは本来の性能を発揮できない上に、使用中に破損する危険もあるので注意しましょう。
4.本当にいいの?Pennyボードでスケートデビュー
Penny(ペニー)とは、オーストラリア発祥のブランドでプラスチック製のデッキを使用したミニクルーザーで有名です。
カラーバリエーションが豊富なことから、日本ではファッションアイテムとして10代~20代の若者を中心に爆発的に流行しました。
手軽でオシャレに街乗りを楽しみたいならPennyはぴったりでしょう!
しかし、スケートボードを本気でやり込んでトリックを習得したいと考えているスケーターには物足りないと感じることもあるので、最初の一本にはあまりオススメできません。
- トリックに向いてない(熟練スケーターでも至難の技)
- 意外とすぐに飽きる
- 初心者には難しい
- ミーハーに見られがち
基本的にはクルージング専用のボードなので、走破性や静音性に優れており快適にクルージングを楽しむことができます。
反面、複雑なトリックには向いていません。
またミニクルーザーは、そのコンパクトさから持ち運びにはとても便利ですが、初心者の方にはボード上でバランスをとることが意外と困難です。
買ったもののすぐに飽きてしまって玄関の端っこで置物に…なんてことも。
クルーザーに関してはハマる人とハマらない人とで極端に分かれます。
そのため、初心者の最初の一本は一般的なトリック用のストリートデッキを選ぶのが無難だと言えるでしょう。
ストリートデッキでも大きめのソフトウィールを装着すれば、多少の悪路や滑走音を気にせずにスケーティングでき、クルーザーの代用としても使用することもできます。
ちなみに僕はトイザ○スで購入したおもちゃのクルーザーでハマったので、今ではスケートブランドのクルーザーに乗り換えてクルージングを楽しんでいます。
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