オリンピックの影響もあり、ここ最近見かけることも多くなったスケートボード。
しかし、スケートボードにも様々な種類があります。
その為、どのような乗り方をしたいかで、”選ぶスケートボードの種類”が変わってくるのです。
今回の記事では、
滑る事から技をする事まで「マルチに使えるNo.1」のストリートボードについて
・特徴
・価格帯
・楽しみ方
・注意点
を解説します。
ストリートボードは、東京オリンピックのスケートボード競技「パーク」「ストリート」でも採用されているスケボーです!
The.スケボーと言える物なので、初めて買う方も、既にお持ちの方も是非参考にしてください!
ストリートボード(ショートスケート)の特徴
まず、ストリートボード(ショートスケート)とはどんなスケボーなのかを説明します。
・オリンピック競技でも採用されたスケートボード
・パークに行って滑ったり、トリック(技)を繰り出すことに特化している
・デッキという板の部分は、木製(メープルという種類)が一般的に使われている
※一部、バンブー(竹)やカーボン等の特殊な素材を使用したものもあります。
主にこの3点の特徴を持つスケボーです。
「スケボーって知ってる?」
こんな質問をされた時に、このストリートボードが真っ先に頭に浮かんでくるという方も多いと思います。
それもそのはず、日本ではほとんどのスケーターが、このストリートボードを使用していますからね。
【スケボー=ストリートボード】
日本では、この公式が成り立っていると言っても良いでしょう!
サイズ
ストリートボードのサイズについてご紹介します。
※(1インチ=2.54)
ちなみに、7.5インチより細いキッズ用やより安定性のある8.25インチ以上のサイズもあります。
価格帯
ストリートボードの価格は、およそ8千円〜2万円くらいです。
こだわって組み上げると、3万円以上する事もあります。
真剣にトリックをマスターしたいのであれば、低価格の物は選択肢に入れないほうがいいでしょう。
何故ならば、トリックを行うストリートボードはパーツにかかる負担がかなり大きい為、軽さと耐久性を考えて作り込まれています。
その為、必然的に値段が張ってくるのです。
・板が重く使いにくい
・着地の拍子に割れてしまう
・動きがスムーズでなく、上達が遅くなってしまう
・車輪が引っかかり、ものすごい勢いで頭から転倒 etc.
このように、様々なデメリットが発生する可能性があります。
このような理由から、ブランドのスケートボードを使用する事をオススメします。
しかしながら、お財布事情は人それぞれ。
中には、お財布に余裕のない方にも優しい低価格かつ高品質なブランドもあります。
「初心者向け選び方」に特化した記事を用意していますので、選び方等については是非そちらの記事をご覧ください。
楽しみ方
ストリートボードで楽しむ方法をご紹介します。
2.パーツを楽しむ
大きく分けて、2つの楽しみ方が挙げられます。
では、詳しく説明しますね!
滑る事を楽しむ
まずは、滑りを楽しむという事。
やはりスケボーの王道といって良い楽しみ方ですね。
・トリック(技)をマスターする
・スケートパーク(専用の施設)にあるセクション(手すり等)を使って遊ぶ
・クルージングで疾走感を味わう
この3点が挙げられます。
トリックをマスターするという部分では、まさにイメージ通り。
当ブログでも初心者の方向けのトリックHowToを発信していますので、是非参考にして見て下さい!
スケートパークのセクションを使って遊ぶという部分は、トリックをマスターするという事に共通するものがあります。
・通常のトリックは、平たんな場所(フラット)で行う事が多い
・スケートパークでは、セクション(障害物等)でも遊ぶ事が出来る
という事。
要はスケートパークであれば、オリンピックで行われていたような事が可能という事!
それこそ、オリンピックで披露されたすごいトリックを真似してチャレンジしてみる事も、面白いかもしれません!
[実際のスケートパークの様子]
当ブログでは、スケートパークのレビュー記事・動画も発信しているので、そちらも是非ご覧になって、スケートパークがどのような場所なのかイメージを膨らませて見て下さい!
また、セクション専用のHowToも発信しています!
クルージングで疾走感を味わうというのは、まさに文字通り!
“ストリートボードでただ滑るだけ”という事も、十分楽しめます!
「トリックは難しそう・・・」
そんな方でも楽しめるのが、スケートボードの良い所でもある訳です!
パーツを楽しむ
次は、パーツを楽しむという事。
ストリートボードは、様々なパーツで構成されています
それぞれサイズや価格、地面からの高さ、硬さなどパーツごとに様々な特性があります。
自分に合ったパーツのセッティングを楽しむという事も、ストリートボードの醍醐味になります。
それが、“スタイル”にもつながってくる訳です。
スケボーパーツの種類に関しては、基礎知識からレビューまで当ブログで紹介しています。
是非、参考にして見て下さい!
注意点
楽しいストリートボードですが、注意点もあります。
・怪我の危険性
・滑る場所
・デッキ表面がヤスリ状
・パーツの消耗が激しい
この4点です。
怪我の危険性
怪我の危険性に関しては、説明するまでもないでしょう。
コンクリートやアスファルトの上で、車輪の付いた板に乗って遊ぶ訳ですからね。
無駄な怪我をしないためにも動きやすい服装やシューズ・プロテクターを着用し、安心・安全にスケーティングを楽しみましょう。
また、準備体操等のけが予防も重要になってきます。
当ブログでは、怪我やその予防・ケアの方法も発信しています。
是非、参考にしてみてください。
滑る場所
滑る場所に関しても、注意しなくてはなりません。
交通量が多い場所・人との接触事故のリスクがある場所を避けるという事は、言うまでもありません。
しかし、もう一つ気を付ける事があります。
それは“トリック時や滑走時の騒音”です。
スケボーは、想像以上に音が響きます。
その影響で、近隣住民から苦情がくることも実際はあります。
安全対策や騒音対策の為に
・スケボーが許可されている公園
・スケートパーク
などで滑るようにしましょう!
デッキ表面がヤスリ状
ストリートボードは、デッキ表面がヤスリ状という事も注意しなければなりません。
一見「どういう事?」と疑問に思う方もいると思いますので、説明します。
ストリートボードの板には、滑り止めとして「デッキテープ」というヤスリ状のシートが貼られています。
貼られている理由は、“滑り止め”です。
様々なトリックをする際に、シューズに引っかかりを持たせる為ですね。
その為ストリートボードに乗ると、シューズや服などはやすりで擦られてボロボロになってしまいます。
なので服装などは、擦れてしまっても良い、スケボーに適した服装で滑る事をお勧めします。
(一張羅のデート服は、やめておいた方が良いですよ!笑)
またシューズに関しては、「スケシュー」と呼ばれるスケボーに適した靴があるので、そういったものを履きましょう!
「ストリートボードは、ヤスリ状」
これは是非、覚えておきましょうね!
パーツの消耗が激しい
ストリートボードは、比較的にパーツの消耗が激しいという事も注意点です。
様々なトリックにチャレンジする事も多いですからね!
スケボー自体が地面などに打ち付けられる回数も、他のスケボーに比べて多いわけです。
その為ストリートボードは、パーツの交換やメンテナンスも必要な場面が多いです。
・技術の向上
・怪我の予防
にまで繋がってきます。
「パーツは、消耗するもの」
と、覚えておきましょう!
まとめ:オールマイティなストリートボード
今回の記事では、ストリートボードについて
・特徴
・価格帯
・楽しみ方
・注意点
を解説しました!
・オリンピック競技でも採用されたスケートボード
・パークに行って滑ったり、トリック(技)を繰り出すことに特化している
・デッキという板の部分は、木製(メープルという種類)が一般的に使われている
日本では、ほとんどのスケーターが使用しているスケートボード。
・トリックやクルージングなど「滑りを楽しむ」
・自分に合ったスケボーを作り上げる「パーツを楽しむ」
・怪我の危険性
・滑る場所
・デッキ表面がヤスリ状
・パーツの消耗が激しい
まとめると、このような内容になりました。
今回の記事では、ストリートボードの魅力を“簡単”に説明しています。
しかしストリートボードは、知れば知るほど”魅力的な部分”に気づいていくでしょう。
パーツ一つ組み替えるだけで、荒い路面も優雅にクルージングできたり、よりテクニカルな動きも可能になったり変幻自在な訳ですからね。
言い換えれば、ストリートボードはオールマイティに使える訳です。
まさに「最も汎用性に優れたスケートボード」であると言えるでしょう。
トリック(技)も数えきれないほどあるため、スケーターそれぞれのスタイル(個性)が表現できます。
だから、スケートカルチャーにおいてメインストリームとしての地位を確立しているのでしょうね。
この様な魅力が詰まったストリートボード。
「スケボーをやりたいけど、どの種類から始めようかな?」
こんなお悩みを持った方には、まずこの「ストリートボード」を強くオススメします。
乗りこなせたら、「休日はいつもスケボーやってるんだ…」といえる事間違いなし!
是非、参考にしてください!!
コメント