スケボーのデッキ選びでチェックすべき2つのポイント

知識(パークデビュー後)
この記事は約6分で読めます。

スケートボードで使用するデッキ(板)には、様々な「サイズ」や「シェイプ」の物が存在します。

どのサイズやシェイプのデッキを選ぶのかは、スケーターそれぞれの好みが表れるため、正解はありません。

様々なデッキを使ううちに、自分が使いやすいと思う好みのカタチが分かってくる・・・そんなもんです。

 

ですが!初めてのデッキ選びはわからないことだらけ!

「デッキ交換で失敗した・・・」

なんてことには、なりたくないです!

 

そこで今回は、デッキを選ぶ際に特にチェックすべきポイントである
・サイズ
・シェイプ
の2つについて解説します!

デッキサイズの基礎的な知識です。

「初めてデッキを選ぶYO!」という方は参考にしてみて下さい!

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デッキの”サイズ”とは

デッキのサイズとは、一般的にデッキの横幅(太さ)のことを指します。
「8.0in」のようにインチで表記されます(1インチ=2.54cm)

8.0″ X 32.375″のように横幅(太さ)と全長の両方が表記されている場合もあります。

 

全長はメーカーによってデッキの横幅に応じた比率の長さに設計されている場合が多いので、はじめはデッキの横幅だけチェックすればOKです!

デッキサイズで何が変わるの?

デッキサイズによって、デッキの表面積の広さが変わります。

 

デッキの表面積が広くなるほど、スタンス(足の置く位置)を広く使えるので安定性が高まりますが、デッキコントロールに大きな力が必要になります。
逆に、デッキの表面積が小さくなるほど、足をそれほど大袈裟に動かさなくてもよいのでデッキコントロールが容易になりますが、デッキ上のスタンスが窮屈になります。

 

[オーリーの例]
オーリーの擦りあげる動作では、デッキノーズ側のキック部分(反り上がった部分)をシューズに引っ掛けるようにして擦ります。
・デッキサイズが大きいと、キック部分が遠くなるため”大きな動作と力”が必要になります。
・逆にデッキサイズが小さいと、直ぐにキック部分に到達してしまい高さが出にくかったり、窮屈に感じてしまう可能性があります。

デッキサイズと重量の関係

デッキサイズが大きく変わることで、適合するトラックのサイズも変わってくることにも注意が必要です。

 

トラックサイズが大きくなるメリットとしては、高い安定性を得ることができるということが挙げられます。
デメリットは、金属製のトラックが大きくなることでボード全体の重量が増え、トリックをする際のデッキコントロールにより大きな力が必要となってしまうという事が挙げられます。

 

安定性が増すことはビギナーの方にとっては非常に嬉しいポイントですが、まだスケートに必要な筋力が伴っていないうちは扱い難いセットアップになってしまうかもしれません。

デッキサイズが大きいことのメリット&デメリット

メリット
・デッキの面積が大きくなると同時にトラックサイズも大きいものが装着できるので安定性が増す

 

デメリット
・デッキの太さに応じてトラックサイズが大きくなるため、トータルの重量も増える
・デッキの端を使うトリック(フリップなど)では、デッキコントロールが難しくなる

デッキサイズが小さいことのメリット&デメリット

メリット
・デッキサイズに応じてトラックサイズも小さくなるため、トータルの重量が軽くなる
・デッキの端を使うトリック(フリップなど)の、デッキコントロールがしやすくなる

 

デメリット
・デッキの面積が小さくなると同時にトラックサイズが小さくなるため、安定性が悪くなる

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デッキの”シェイプ”とは

デッキのシェイプとは、デッキ(板)の形状の事です。

またキックコンケーブといった板の反りの強弱なども、シェイプとして表現されています。

 

通常、トリックを多用するようなスケーティングには、デッキのノーズとテールの形状がほぼ一緒で幅も狭めの“ショートボード”と言われるシンプルな形状のデッキが使われる事が多いです。

 

中にはノーズとテールで大きくカタチが異なる物や、キック(反り)がノーズ側にしかなくノーズ部分がフラットになっている物などもあり、これらは「オールドシェイプ」や「ファンシェイプ」なんて呼ばれる事があります。

 

オールドシェイプやファンシェイプの多くはデッキの幅が広めで重量も重くなる傾向なので、一般的にはテクニカルなスケートスタイルには向かない形状とされますが・・・

スケーターの中にはあえてこれらのデッキを愛用しながら、テクニカルなトリックを持ち味とする手練れも存在します。

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まとめ

今回の記事では、
デッキを選ぶ際に特にチェックすべきポイント
・サイズ
・シェイプ
こちらの2つを紹介しました。

 

サイズとは、デッキの横幅(太さ)のこと
※インチ表記
「横幅×全長」の両方が表記されている時もあるが、初めの内は「横幅」だけチェックすればOK!
デッキサイズによって適合するトラックが変わってくる事がある。
デッキサイズによって、安定性とデッキコントロールなどが変わってくる。
デッキサイズが大きいと、トラックも大きく出来て安定性は高まるが、重量が増えてデッキのコントロールが難しくなる。
デッキサイズが小さい場合は、その逆。
シェイプとは、デッキ(板)の形状のこと
トリックを多くするスケーティングでは、”ショートボード”と言われるシンプルな形状のデッキが使われることが多い。

今回の記事をまとめると、このような内容になります。

 

今回の記事で、チェックすべきポイントは分かったと思います。

しかし、実際に選ぶ際には何かしらの”基準”が必要でしょう。

という事で、

 

「デッキサイズ」に関しては、

スケボーデッキの「サイズ」を選ぶ3つの基準という記事を用意しているので、是非そちらを合わせてご覧になってください!

 

「デッキのシェイプ」に関しては、

オールドシェイプやファンシェイプと言われるものは、とても雰囲気があって自分も大好きではあるのですが、初めてデッキを選ぶ場合や自分のスタイルがまだ見えていない場合には、とりあえず外しておくのが無難でしょう。

今現在、デッキのノーズとテールの形がほぼ一緒の、いわゆる“ショートボード”と呼ばれるものが一般的なスケートボードの形です。

特に、Rセクションだけでなくオーリーやフリップのようなトリックにも挑戦したいと考えているのならば、まずはシンプルな形状のショートボードを選んでおけば違い無いはずです。

 

またデッキのサイズやシェイプに関しては、様々な種類のものを使って、自分にベストな物を見つけていくという事も大切です。

是非、ガンガン練習して、ベストなデッキを見つけていきましょう!

 

自分に最適なサイズ・シェイプを見つけるという事にオススメな、「安価なブランクデッキ」の記事

 

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