【オイルと比較】スケートボードパーツ「グリスタイプのベアリング」の5つの特徴

知識(パークデビュー後)
この記事は約4分で読めます。

スケートボードの重要なパーツ「ベアリング」

このベアリングは、大きく分けて2つの種類がある事をご存知ですか?

 

スケボーを始めたばかりの方は、気にされたことのない方も多いと思います。

・オイルタイプ
・グリスタイプ

このように分ける事が出来るんですね。

 

しかし、2つタイプがあったところで

「どちらを使えばいいの?」

「どんな特徴があるの?」

と、当然ながら疑問は湧き出てきます。

 

その為今回は、2つあるうちの1つ!

“グリスタイプのベアリングの特徴”を、オイルタイプと比べた
・メリット3つ
・デメリット2つ
を紹介していきます。

「初めてパーツを交換する!」

「オイルタイプしか使ったことがない!」

そんなあなたは、是非こちらの記事を参考にしていただけたらと思います。

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グリスベアリングの3つのメリット

[1つ目、グリスタイプの1番のメリット]

長期間メンテナンスしなくても、ベアリングの性能を維持してくれる

増ちょう剤の添加で粘度を高くすることによって、オイルよりも漏洩や飛散に強くなっています。

 

[2つ目]

衝撃や荷重に対する耐性(耐衝撃荷重性)はオイルよりも高く、粘度の高さから無荷重ではさほど回らないように感じますが、荷重がかかると意外とスムーズに回転してくれる

実際に使ってみて、
「路面粗めのストリートとかなら、オイルもグリスも使用感は大差無いな」
という感想を持ちました。

 

[3つ目]

振動の吸収性も高いため、オイルよりも回転時の音が静か

グリスベアリングの乗り心地を一言で表すならば、
「静かで、しっとりシルキーな回転」
ですね!

グリスベアリングの2つのデメリット

[1つ目]

グリスは粘度が高いため、抵抗が大きくオイルタイプに比べて回転は重め

 

[2つ目]

浸透性や潤滑性ではオイルタイプに劣るため、オイルよりも油切れの心配がおきてしまう

油切れが起こるとベアリング内部が焼き付いて、回転不良が起きます。
一度焼き付くとベアリングの回転性能は、基本的に元に戻りません。
交換が必要になってしまいます。

 

加えて・・・

デメリットではありませんが、グリースタイプは回転時の音が静かなので、「シャーッ」とか「ジャーッ」っとベアリングが回る音でテンションがアガる人にはちょっと物足りなさを感じてしまうかも・・・
僕はやっぱりオイルタイプのベアリングの、オイル少なめの時の「シャーッ」て回転音が好きですね!

みんなはどうかな?笑

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まとめ:グリスベアリングは”耐久性が高く手間いらず”

今回の記事では、“グリスタイプのベアリングの特徴”を、オイルタイプと比べた
・メリット3つ
・デメリット2つ
を紹介しました。

 

[メリット]
・長期間メンテナンス不要
・荷重に対する耐久性
・静粛性
[デメリット]
・回転の重さ
・浸透性→油切れ

まとめると、このような内容でした。

 

現在のベアリングの主流「オイルタイプ」であり、「グリスタイプ」はどうしてもオイルタイプの陰に隠れてしまっている印象です。

回転の軽さを求めるなら、粘度の高いグリースよりも低粘度のオイルの方に軍配があがりますからね。

 

しかし、メリット・デメリットを並べてみると、
・メンテナンスの手間や耐久性の部分
は、グリスベアリングに軍配が上がります。

 

個人的に、スケートボード用途のベアリングって荷重も衝撃もかかるし、かなり負担のかかるものなので本来はオイルよりもグリースの方があってる気がします。

しかもオイルだってそんなこまめにさしてらんないもんね?
(みんなもそうだよね!?)

 

ベアリングの選び方に関しては、こちらの記事で「”初心者だからグリスベアリング”という安易な選び方は賛成できない!」と書きました。

 

しかし、今回紹介した特徴を理解したうえでグリスタイプのベアリングを選ぶのであれば、初心者だけではなく間違いなく上級者にもオススメできるベアリングです。

 

「メンテナンスの暇があったら滑りたいぜ」ってスケーターなら、グリースタイプのベアリングは良い相棒になってくれると思いますよ!

是非、ベアリング選びの参考にしてみてください!

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