初心者必読!そのスケボーデッキ、大丈夫!?ねじれたデッキ「ツイスト」を使うと下手になる

知識(パークデビュー後)
この記事は約6分で読めます。

みなさんは、デッキ選びに気をつけていることは何ですか?

 

値段?デザイン?サイズ?シェイプ(キックやコンケーブの強弱)?

 

どれも大切なポイントです。

 

基本的に注目するのはこの4ポイントが多いですが、実はもう1つ大切なポイントがあります。

それは、デッキのツイストの有無を確認すること!

 

ツイストとは“ねじれ”という意味で、文字通りデッキの形が変形してしまっていることを指します。

 

ツイストしたデッキを使っていると、デッキコントロールの感覚が狂ってしまう可能性があるんです。

せっかく練習しているのに感覚が狂って下手になっていってしまったら、モチベーションガタ落ちですよね・・・

 

「じゃあツイストに気を付けよう」

そう思っても、具体的なイメージが沸かないと思います。

 

そこで今回の記事では、
・ツイストしたデッキを使用した実体験
・ツイストの有無のチェック方法
・デッキがツイストしてしまう原因
を解説します。

 

「これからデッキを買いに行こう」

そんなあなたは、是非買う前にこの記事をチェックしていってください!

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ツイストしたデッキを使用した実体験

まず初めに、ツイストした状態のデッキを使い続けるのは、絶対にオススメしません。

程度にもよりますが、ツイストしているデッキを使っているとデッキコントロールが上手くいかずに
・トリックがいつものようにできない
・回転が乱れてしまい思わぬ怪我に繋がる
なんて事が起きてしまいます。

 

ここからは僕の体験談ですが、先日使用したデッキが未だかつて見た事が無い程ツイストしていました。

 

大人になった今でも新品デッキを使う時には、何だかいつもドキドキしてしまう僕なので、

「デッキなんて使ってれば削れてくるものだし、ツイストくらいテクニックでカバーしてやるわい!」

的な調子に乗った気持ちで使いはじめたのですが・・・

 

いつものように意気揚々とデッキテープを貼り足回りを装着!軽めのトリックでウォーミングアップ! って、あれ??

気を取り直していざフリップ! ・・・あれれ??

「フリップ回転が入らない」
「オーリーがままならない」
「ってかテール足のスタンスってどこだっけ!?」
急にスケートの記憶が何者かに持ち去られたように、ぽっかりと消えてしまった感覚に陥ってしまいました。

 

はやくボロボロにして次のデッキしようと思い無理やりトリックを続けていたのですが、回転が乱れてスネに当たって血まみれになるわ、プリモ(デッキが横になって立ってしまう状態)連発で足裏痛いわ、何より楽しくない。

 

たまらず数日でデッキを新しいものに交換したものの、悲劇は続きました・・・

 

NEWデッキに変えても狂った感覚はしばらく戻らず、テールが弾けない、回転が安定しない問題が、呪いのようにしばらく続きました。

 

1か月近く経ったくらいで何とか感覚は取り戻してきましたが、なんだか完全には戻っていないような不安感がついてまわることに。

 

このように、ツイストした状態のデッキを使い続けてしまうと
・ヘンな癖が身についてしまう
・せっかく覚えてきたトリックの感覚を忘れる
・取り戻すために時間がかかってしまう
ということがわかりました。
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ツイストの有無のチェック方法

そんな厄介なツイスト。

見分け方は、実はとても簡単なんです!

 

まず、デッキを手に持った状態で、目線の延長線上にテールとノーズ両方が見えるようにします。

手前に見えるデッキ先端のカーブと、奥に見えるデッキ先端のカーブが”ズレて”いるようなら、デッキのテールからノーズにかけての間で「ねじれてしまっている」ということになります。

 

購入前はもちろん、購入後にツイストする場合もあるので、使用する前にチェックしてみるのがオススメ!
※ネットショップでは現物を見て確認することはできないのがデメリット。気になる方は返品・交換に対応してくれるショップを選ぶのが良いでしょう。

ツイストの原因は、湿度や温度

ツイストの原因は、湿度や温度による歪みです。

 

スケートボードのデッキは、基本的に木材(メープル)で作られています。

木材は生物(なまもの)なので、反ったりねじれたりといった性質を持っています。

そのためデッキは、薄くスライスした木材を繊維の方向が互い違いになるように重ねてプレスすることで、木材の反りを軽減したり強度を高める工夫が施されているんです。

 

そんな特性を持った“重ねた木材(デッキ)”が、アメリカやメキシコのプレス工場から遠く離れた日本まで運ばれてきます。

その際の、湿気や温度の変化が引き金となって、歪みが発生してしまうのです。

特に日本は、四季という激しい環境変化がありますからね、余計です。

 

まぁ遠い旅路をはるばるやって来てるので、ある程度の歪みが発生してしまうのは仕方無い事かなと思ってしまいますね。

 

また、店舗でのストック中にツイストしてしまうケースもあります。

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まとめ:デッキを選ぶ際、使用前はツイストのチェックをしよう

今回の記事では、
・ツイストしたデッキを使用した実体験
・ツイストの有無のチェック方法
・デッキがツイストしてしまう原因
を解説しました。

ツイストした(ねじれた)状態のデッキを使い続ける事は、絶対NG
→デッキコントロールが上手くいかずに
・トリックがいつものようにできない
・回転が乱れてしまい思わぬ怪我に繋がる
ツイストのチェック方法は、デッキを手に持った状態で、目線の延長線上にテールとノーズ両方が見えるようにする。
→手前に見えるデッキ先端のカーブと、奥に見えるデッキ先端のカーブが“ズレて”いるようなら、ツイストしている。
ツイストの原因は、湿度や温度による歪み

まとめると、このような内容になります。

 

デッキコントロールはとっても繊細です。

僕のようにツイストした状態のデッキを使用すると、感覚が狂い取り戻すのに時間がかかることも・・・

しかしデッキは木材の性質上、ツイストしてしまう物があるのは避けられません。

購入時はもちろんのこと、使用前にもツイストの有無をチェックしてみましょう!

何より余計な怪我をせず、楽しくスケートするためにもツイストしていないデッキを使って欲しいです!

ベストなデッキでメキメキ上達していって下さい!

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