【スケートボードの組み立て】初心者が、一からセットアップをやってみた!

メンテナンス
この記事は約8分で読めます。

初めてのスケートボードは、どのように手に入れましたか?

・ショップで、組み立て済みのコンプリートセットを購入
・専門店でパーツから注文して、スタッフの方に組み立ててもらう
・友人からもらう

といった場合が多いと思います。

 

そんな皆さん!

スケートボードの”組み立て方”は知っていますか?

 

「やったことが無いから分からない!」

そんな方ももちろん多くいらっしゃるでしょう。

 

同時に、

「別に組み立て方なんて分からなくても、別にいいでしょ?」

こんな感想を持つ人もいらっしゃると思います。

スケートボードの組み立てを「セットアップ」を言いますが、このやり方は知っておくべき事です!

 

何故なら・・・

 

「おしゃれなデザインのデッキに交換したい!」

「違うブランドのパーツを使ってみたい!」

こんな時には、自身で組み立てを行う必要があります。

 

また、スケートボードに使用されるパーツは、どれも消耗品です。

スケボーの使用頻度にもよりますが、数カ月もすると様々な不具合も出てきてしまいます。

消耗したパーツは、交換やメンテナンスが必要になります。

こんな時にも、自身でスケボーをバラしたり、組み立てたりといった作業をしなくてはなりません。

 

ですが、

「スケートボードの組み立てなんて出来るかな・・・?」

なんて、不安になる方もいらっしゃるでしょう。

 

そんなあなたの為に!

 

今回の記事では、
そんな組み立てにまだ慣れていない方の為に!
・組み立ての(セットアップ)方法
を解説します!

 

スケボーを買ったばかりの方

パーツを買い換えたい方

是非、ご参考にしてください!

 

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セットアップの道具・工程

[セットアップに必要な道具はコチラ]
・スケートボードのパーツ一式
(トラック・ベアリング・デッキテープ・ビス・ウィール)
・スケートツール
・市販の工具(ドライバーなど)
[あれば良い]
・ベアリングプレス機
※デッキテープはヤスリ状なので、手袋も用意すると手や爪が傷つきません

 

[セットアップの工程]
1.デッキをやすり掛け
2.デッキテープを貼る
3.デッキのエッジを削る
4.デッキテープに切れ目を入れる
5.デッキテープのカット
6.ウィールにベアリングとスペーサーを組み込む
7.トラックに、ウィールを装着
8.デッキテープに、ビス穴をあける
9.デッキにトラックを取り付ける

デッキをやすり掛け

まずは、デッキをやすり掛けします。

 

デッキの表面をやすり掛けする理由は、この後貼るデッキテープの食いつきを良くする為です。

デッキテープを貼る

次は、デッキテープを貼ります。

今回のように、デッキテープにロゴが入っている場合などがあります。
その時は、テールとノーズをしっかり見分けましょう。
テールよりノーズの方が長いです。

 

デッキテープを貼る時は、少しずつ台紙から剥がして、少しずつ貼るようにしましょう。
デッキテープは粘着力が強い為、誤って貼った場合の貼り直しがやりにくい為です。

デッキのエッジを削る

次は、硬い棒などを使って、デッキのエッジ部分のデッキテープを削ります。

 

この工程を行うと、デッキテープに跡が付きます。

そうすると、この後に行う余分なデッキテープのカットが行いやすくなります。

デッキの表面のやすり部分を削り落とすように、しっかりとやりましょう。
※動画を参考にしてね!

デッキテープに切れ目を入れる

次は、カッターなどでデッキテープに切れ目を入れます。

 

この工程を行うと、デッキテープのカットがやり易くなります。

カットがしにくいデッキのキック付近などに、切れ目を入れるようにしましょう!

デッキテープのカット

次は、デッキテープをカットします。

 

この時は、デッキテープを起こしながら刃を裏から入れて切りましょう!

 

カットは結構難しいです!
刃の角度は45°くらいにキープして、一発で切るイメージで行いましょう!

 

これで、デッキテープに関しては完了です!

 

今回は、デッキテープを普通に貼っていますが、アレンジをした貼り方も紹介しています。

そちらも是非、参考にしてみてください!

 

切り取ったデッキテープの切れ端は、取っておきましょう!
次回のセットアップの際などに、やすりとして活用することが出来ます!
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ベアリングプレス機でウィールにベアリングとスペーサーを組み込む

次に、ウィールベアリングスペーサーを組み込みます。

今回は、ベアリングプレス機を使用しています。

ベアリングプレス機に
1.ベアリング
2.ウィール
3.スペーサー
4.ベアリング
の順に組み込みます。

 

そして、しっかりと挟み込みます!

 

挟み込むときは、ウィールを回しながら、何度か挟み込むようにしましょう。
バランスよく、挟み込めます。

ベアリングプレス機を使わない場合

ベアリングプレス機を使わない場合のやり方もお伝えします。

それは、トラックを使ったやり方です。

トラックに
1.ベアリング
2.ウィール
の順に入れて、押し込みます。

 

これで、片側にベアリングがハマったウィールの完成です。

 

その後、

3.スペーサー
4.ベアリング
を入れて、ウィールを裏返してトラックに装着します。
そして、押し込む!

 

この方法は、やりにくい上にベアリングを痛める可能性があります。
(それでも結構この方法をやっちゃいますけどね)
その為、出来ればベアリングプレス機はあったほうが良いです。

※やり方が分かり辛かったら、是非動画を参照してください。

トラックに、ウィールを装着

次は、トラックにウィールを装着します。

このタイミングで、スケートツールを使用します。
スケートツールはメンテナンス時にも使う、スケーター必須アイテムです!
常備しておきましょう!

 

スピードリングをトラックに入れます。

 

ウィールを入れます

 

スピードリングを入れます

 

動画内では、3枚のスピードリングを組み込みましたが、基本的には2枚で1セットです。
もし3枚以上あった場合には、今回の動画のように、トラック側かナット側の好きな方に入れちゃいましょう!

 

ナットをはめてスケートツールで絞める。

 

ナットは、締めすぎるとウィールの回転がきつくなります。
その為HVSBのMatty先生は、締めた後、半回転程度緩めています!
細かい部分なので、是非動画でチェックしてみてください!

デッキテープに、ビス穴をあける

次は、デッキテープにビスの穴をあけます。

 

デッキの裏側から、細い硬い棒(ドライバー)を刺せばすぐに空きます。

デッキにトラックを取り付ける

最後は、デッキにトラックを取り付けます。

 

まずは、ビスを表側に入れます。

 

裏返して、トラックをセットします。

 

トラックの向きは、ブッシュを内側にしましょう!

 

ナットを手締めで軽く取り付けます。

 

スケートツールに付いている六角を取り出し、ビスとナットをしっかりと締め込みます。

 

しっかり締めても、乗り始めの頃はビスが緩みます。
こまめに締め直すようにしましょう。

 

これで完成!!

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まとめ:セットアップは「慣れ」が重要

今回の記事では、
・組み立ての(セットアップ)方法
を解説しました。

[セットアップに必要な道具]
・スケートボードのパーツ一式
(トラック・ベアリング・デッキテープ・ビス・ウィール)
・スケートツール
・市販の工具
・ベアリングプレス機
※手袋
[セットアップの工程]
1.デッキをやすり掛け
2.デッキテープを貼る
3.デッキのエッジを削る
4.デッキテープに切れ目を入れる
5.デッキテープのカット
6.ウィールにベアリングとスペーサーを組み込む
7.トラックに、ウィールを装着
8.デッキテープに、ビス穴をあける
9.デッキにトラックを取り付ける

まとめると、このようなセットアップはこのような工程になります。

 

スケートボードのセットアップは、慣れてしまえば15分程度で可能です。

しかし今回の初心者スケーターのゆーたは、30分程度かかってしまいました。

やってみた感想としては、
・デッキテープを貼る事
・デッキテープのカット
この2点が特に苦労しました。

しかしこの2点は、ある程度慣れれば、簡単にできるようになります。

 

是非たくさんスケートボードの練習をしてセットアップする機会を増やし、慣れていきましょう。

皆さんもセットアップをする時は、是非この記事を見ながらやってみてください!

 

ちなみに今回使用した「ジブリデザインのデッキ」の購入先は、こちらの記事で紹介しています

 

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