YouTubeで流れるスケボーの動画や、オリンピックなどで選手が滑っていた会場に置かれて
いる造形物があると思います。
その総称を“セクション”と呼びます。
セクションには様々な種類、形状の物があり、スケーターはこれらのセクションを使って
トリック(技)を行います
今回はスケートボードで使われる、基本的なセクションを10個紹介していきます。
基本的なセクション10選
・バンク
・バンクtoバンク
・レール
・ボックス
・マニュアル台
・ステア
・カーブ
・レッジ
・ランプ
・ボウル
・バンク
直線的に傾斜のついたフラットな路面
大きさや幅など様々で、ジャンプ台のようにトリック(技)で飛び抜けたり、バンクを登りきった所でトリックをしてそのままバンクを降りてくるなど、
シンプルな形のセクションなだけにいろいろな使い方ができる。
・バンクtoバンク
バンクとバンクを背中合わせにしたような形のセクション
バンクとバンクの間にフラットな面が付いたタイプもある。
・レール
金属製のパイプの様なセクション
レール断面が丸い”丸レール”やレール断面が四角い”角レール”があります。
フラットな路面に置かれたレールを”フラットレール”
階段の手すりやバンク面に取り付けられた傾斜の付いたレールを”ハンドレール”と呼びます。
・ボックス
街中にある縁石や段差などを模して作られた箱型のセクション
角の部分には金属製のアングルが取り付けられており、デッキ(板)を掛けて滑る”スライド”やT字型の金具部分を当てて滑る”グラインド”などのトリックをすることができます。
もちろんボックスの上に飛び乗ることも可能!
・マニュアル台
先程紹介したボックスよりも低く作られており、台の上に飛び乗りボードの前後どちらかのウィールだけで滑るトリック“マニュアル”を練習するのにぴったりのセクション
もちろん通常のボックスと同じようにスライドやグラインドトリックをすることも可能です。
・ステア
階段の事です。
基本的にはトリックで飛び降りるような使い方をします。
ステアを飛ぶのは身体的にもリスクが高く、言うまでもないですが段数が多くなるほど危険度も増していきます。
フラットで充分に自信が着いてから、ステアにチャレンジするようにしましょう
・カーブ
縁石や段差のような形状のセクションを総称してカーブと呼んでいます。
上で紹介したボックスもカーブの1種であり、ちなみにカーブで行うトリック(グラインドやスライドなど)をまとめてカーブトリックと呼びます。
・レッジ
レッジもカーブの1種で、縁石や段差の事を言いますが、日本では特に階段などの横に付いている傾斜のついたカーブの事をレッジと表現することが多いです。
・ランプ
フラットを挟むように湾曲した滑走面(R)を向かい合わせたような形状のセクション
Rの高さが低く作られたものを特に”ミニランプ”と呼びます。
Rでの滑り方を覚えるのにぴったりなのでビギナーの方にもオススメのセクションです。
・ボウル
Rが全面に配されたすり鉢状のセクション
大きさや形など様々なものがあります。
重心移動を使ったRでの滑り方を身につければ、プッシュをすることなく自在にボウル内を駆け回ることが可能になります。
コメント