【次世代ウレタン系】スケートボードの「高いウィール」と「安いウィール」の違い

知識(パークデビュー後)
この記事は約6分で読めます。

みなさんは、ウィールへのこだわりはありますか?

僕(フィルマーのナヲ)がスケートボードを始めたばかりの頃は、特に使うウィールのこだわりは無く、2,600円くらいの安いブランクウィールを使っていました。

 

その理由は、

・ウィールって消耗品だから、ボードに乗れば乗るだけ小さくなっていく
・有名なブランドのウィールは高い
・高いウィールと安いウィールの違いなんて知らない
・ぶっちゃけブランドバリューなだけじゃないの?

というような、「費用対効果のよく分からないものにお金はかけられないよ!」という気持ちがあったからです。

・・・いや、デッキを買うのがやっとだった中学生の頃の僕の財力では、スピットやBONESのウィールなんてとてもじゃないけど手が出なかったっていうのがホンネです…(TT)

 

スケートボードを始めたばかりの皆さんも、僕と同じような感想を持っている方も多いのではないでしょうか?

 

そんな僕の現在ですが、ブランクは卒業して、
・BONESのSTF
・スピットファイヤーFormulaFour(以下F4)
を気に入って良く使うようになりました!

 

STFやF4と言えば、マテリアルに次世代ウレタンと呼ばれるものが使用されており、愛用者も多い超定番のウィールです。

価格の方も、お高級な部類に入ると思います。
(どちらも、約7,000円程度)

 

何故、お高級なウィールを使うようになったかというと、

「価格が高いなりの”理由”があった」から!

 

ですが、まだ高いウィールを使ったことが無い方にとっては、手を出すのもなかなか勇気がいるでしょう。

「ブランド料が乗っているだけじゃないの?」と思う方もいるでしょう!

 

そこで今回は記事では、
実際に使ってみて感じた
・「次世代ウレタン系のお高いウィール」と「安いウィール」の違い
を書いていきます。

 

「まだ高いウィールを使った事ないよ!」

「ウレタン系のウィールは気になる!」

なんて方は、是非参考にしてみてください!

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次世代ウレタンのウィールの3つの強み

「次世代ウレタンのウィール」と聞いても、ピンと来ない人も多いと思います。

「安いウィール」と使い比べてみると、以下の3つのストロングポイントがあります。

[ストロングポイント]
・スライド性能が良い(パワスラ&ドライブがやりやすい)
・長寿命
・乗り心地が良い(特に粗めの路面)

 

ウィークポイントは、以下の1点です。

[ウィークポイント]
・価格が高い

 

価格が高いというのは、想像がつくと思います。

その為、ストロングポイントの3つを詳しく見ていきましょう。

スライド&ドライブがしやすい

1つ目のストロングポイントは、スライド&パワスラが本当にやり易いという事です。

ここが1番違いを感じられるポイントです。

 

「ドライブ」や「スライド」などでウィールの回転方向に対して垂直に荷重をかけた時、普通のウィールよりも路面を掴み過ぎず素直にスライドしてくれます。

 

過去にスライドしやすいウィールが欲しくて104A位の安いハードウィールを試したことがあったのですが、ガラガラうるさい上にグリップが強く、スムーズなスライドができませんでした・・・
グリップが強すぎると路面を掴み過ぎて、パワスラ&ドライブをするのに余計な力が必要な上に、長くスライドで流すのが困難なんですよね。

 

このように、次世代ウレタンのウィールは、ただ硬いだけのウィールとは、スライド性能も乗り心地も全くの別物と言えます。

スライド&パワスラがやり易いという事は、次世代ウレタンウィールの一番のストロングポイントと言ってよいでしょう。

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耐久性が高い

2つ目のストロングポイントは、耐久性が高いという事です。

 

スライド性能が高いのでドライブ&パワスラを多用するようになると思いますが、しっかり耐えてくれる耐久性があります。
また耐摩耗性も高く、普通のウィールよりも“消耗して直径が小さくなるスピード”は遅いです。

耐久性や耐摩耗性の高さは他のサイトやネット記事などでも紹介されている通り、普通のウィールより優れているのは間違いないでしょう。

 

しかし、中には「パンクしない」とか「1年以上余裕でもつ」みたいな説明をしているサイトもあったりするのですが…

そんな事もありません!笑
乗り方にもよりますが、長期使用による劣化などであっさりパンク&フラットポイントができることがあります。
(ショップなどの商品紹介ページでは自分のところで扱っている商品なだけに、あまりネガティブな事が書けないのもあるのでしょう…)

 

ネットでのレビュー等を見て耐久性に“過度な”期待をすると、ガッカリしちゃう事もあるかもしれません

乗り心地が良い

3つ目のストロングポイントは、乗り心地が良いという事です。

 

次世代ウレタンのウィールは、普通のウィールよりも”マテリアル(素材)に張りがある”気がします。

その張りによって、地面の凹凸を拾い過ぎず転がってくれる感じがあるのです。

結果、弾むように転がってくれるので、粗めの路面でも失速しづらいように感じます。

そのためキレイなコンクリートの路面よりも、少し粗めのアスファルトなんかで滑ると違いが分かりやすいんじゃないかな!

 

また、路面のノイズを足元に伝え過ぎず、しっとりとした乗り心地も使っていて気持ち良いです。

快適な乗り心地になると、ずっとプッシュしていたくなりますね!

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まとめ:高いウィールと安いウィールは”違う”!

今回は記事では、
実際に使ってみて感じた
・「次世代ウレタン系のお高いウィール」と「安いウィール」の違い
を紹介しました。

 

安いウィールに比べた「次世代ウレタン系ウィール」のストロングポイントは以下の3つ

①スライド&パワスラが本当にやり易い
→「ドライブ」や「スライド」などの時、普通のウィールよりも路面を掴みすぎず、素直にスライドしてくれる。
ただ硬いだけのウィールとも、スライド性能と乗り心地は段違いで良い。
②耐久性が高い
→ドライブやパワスラにも、しっかり耐えてくれる。
耐摩耗性も高く、普通のウィールよりも”消耗して直径が小さくなるスピード”が遅い。
③乗り心地が良い
→素材に張りがあり、地面の凹凸を拾い過ぎず転がってくれる感じがある。
その為、失速しづらく乗り心地も良い。

まとめると、このようになりました。

 

もし「高いウィールと安いウィールって違うの?」という疑問が来たら、僕は

「違うよ!」

って答えます。

 

記事中で「長期使用の劣化であっさりパンクします」なんてネガも書かせてもらいましたが、それでも安いウィールと比べたら断然耐久性は高いです。

そしてなにより、スライド性能は特筆すべき点だと思います。

安いウィールは、次世代ウレタンに比べると
・路面を掴みすぎてパワスラやドライブがやりずらい
というウィークポイントが挙げられますからね。

 

総合的に見ても次世代ウレタン系は、是非ともオススメしたいウィールですね☆

 

また、次世代ウレタン系のウィールは、オーリーを習得して180系のトリックに挑戦し始めた人であればぜひ使ってみて欲しいです。

180系のトリックを始めると多用するようになる”ドライブ”の動きを覚えるのにも良いと思いますし、なにより楽しいですからね!

 

今後は、BONESのSTFやスピットのF4の使用感の違いや、これまで使った事のないブランドのウィールも積極的に使用して、レビューなんかも書いていきたいと思います。

皆さんのウィール選びの参考にして下さい!

 

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